2014年3月10日月曜日

ドレスデン VS プラハ


もう寝ようと思ったのですが、忘れちゃいそうなので今日思ったことを書いておきます。

ドレスデン、プラハという比較的に似通った街を訪れました。

共通点
・ 中世の建築物が沢山残っている
・ 10世紀前後からの歴史がクリアに残っている
・ 民主主義
・ 国への帰属意識よりも、街への帰属意識が強そう
・ 観光産業を育てる意識が高い
・ 欧州観光客にとって人気のスポット

相違点
・ タバコ: 両方とも規制はない。ドレスデンは暗黙のルール&掃除、一方プラハは吸殻散乱。
・ 観光客価格 VS 地元価格: プラハのスプレッドはきつすぎ
・ ホームレス: あきらかにプラハは多い
・ 観光産業に従事するローカルの貧富格差: プラハはきつい

この違いから見て明らかなのは、ドレスデンは行政が介入して中期的なビジョンをもってやっている。一方プラハは行政の目が行き届いていないのは明らか。

そもそも国力、財政余力のファクターが大きいと思うのですが、プラハは外資に頼りすぎてしまって繁華街はかなり残念な感じになっている。

この20年、チェコの観光産業は伸びていったのでしょう。しかし今回の状況を見るに、観光による収入の伸び率は鈍化していると思う。そうであれば外資型の観光インフラ作りについてはそろそろストップをかけるべき。

そして街の環境整備として、①ホームレス問題の解決、②分煙、③ナイトタウンの規制(縮小)、これらの効果は5年くらいディレイして戻ってくるので気長にやるしかないが、財政的な多少の余裕があるならばそろそろ舵をきるべきところに来ている感じた。

チェコスロバキアはそもそも工業国ではあったが、近年のチェコは賃金上昇などの影響から労働移民の受け入れを許容しているらしい。そもそもこれは国民のためにならないのだが、これをやらないと外資が撤退してしまうので、痛し痒しというところなのだろう。両刃の剣をどうハンドルしていくのかも今後の重要なテーマなのでしょうね。

と、、、、全然関係ない話になりましたが、日本に帰ると忘れてしまいそうなので、備忘録的に書きました。

最後に個人的な印象を、、、「やっぱりオイラはプラハのほうが好きですね。」

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