2012年7月29日日曜日

スペイン

一般的には、南欧はすべてバルクでダメ的な解釈がされてしまってますが、スペインは事情が結構違いますので、念のため書いておきますね。マネーマーケットの方々はよく御存じとは思いますので、読み流してください。

スペインはEU4番目の経済大国であり、ギリシャなんかに比べると財政破たん時の問題は大きい。加えて、金融システムは日本の住専問題に輪をかけたような状態になっているので、これから長期低迷に入るのでしょう。特に不動産価格の修正は他国に比べるとまだまだまだまだ、、、書ききれないくらいまだ。

ダメダメモードで書きましたが、債務残高自体はそれほど異常な水準ではない(GDP比70%ちょい
)。問題は金利が既に上がってしまっているので、現在の財政フローのまま走ってしまうと国庫債務が累増していくので狙い撃ちされている。

ん~~、書けば書くほど恐ろしくなるのは、日本は本当に大丈夫なのか?たしかに日本国債は95%を日本人が買ってるから、金利上昇しようがない、、、とあきらめの声が多いが、なんかそろそろ足元をすくわれそうで怖い。。。ま~万年弱気なので聞き流して頂戴(笑)

2012年7月15日日曜日

あの人はいま(Jリーガー)

最近、JFL(=J2の下部組織)チェックを怠っていたので、少々コメントします。

現在上位から、FC長野パルセイロ、 Vファーレン長崎、 HONDA FC, Y.S.C.C、 となっているが、HONDAとYSCCは、Jリーグ加盟を目論んでいる雰囲気はないので、J2昇格の芽があるのはパルセイロとVファーレンなのかな?

ちなみに、V・ファーレンには、元オリンピック代表で、「浪速のゴン」と呼ばれたFW中山悟志、故・松田直樹の親友 MF佐藤 由紀彦なんかがいる。佐藤は結局、日本代表には入れなかったけど、とてもいい選手だと思う。

パルセイロは、本当に若手中心に、育成型の昇格を目指してる雰囲気かな?昇格後、各チームの草刈り場とならないことを切に願います。

ちなみに、中位に甘んじている、琉球FCの元日本代表 FW我那覇和樹。さすらいのフットボーラー MF永井秀樹はまだ在籍してます。永井選手は知らない間に、パパになってたのね、おめでとうございます!! 琉球は、JFL屈指の得点力を有しながら、失点もTOPレベル、、、守備の意識さえ向上させれば、もっと上にいけると思うんですけどね。

で、、、この人たちが活躍してるかって???中山選手と我那覇選手は、得点ランキングでも結構上にいますよ!

そして、J2崖っぷちランキングは、町田ゼルビア、カターレ富山、ガイナーレ鳥取、FC岐阜の順で降格争いをしてます。とにかく、、、JFLはプロ→アマチュアですから。クラブにとっては死活問題。後半戦の注目ポイントの一つですね。

三連休

先週は火曜の晩から体調を崩してしまい、その後もキャンセルできないスケジュールがぎっしりだったもので、金曜の晩まで全力疾走。おかげで、三連休初日というのに、昨日は病院&自宅療養、、、

延べ24時間は寝たかな?おかげで、かなり体調はよくなった。というか、、、寝て治るんだから、これは風邪じゃなくて、ただの疲れなんでしょうけど(笑)


2012年7月9日月曜日

失速

7月に入り、(予想通り)ネガティブなニュースが増加し、リスク資産はマイルドに下落。あえて「マイルド」と書いたのは、先般コメントしたスローマネーが相場を支えているからである。結果的に、4-6月にのボトム圏まで相場が落ち込むことはないと思うし、7-9月はあまんじて中期低迷を、心の底から認識する時間帯なんだろうなと、、、

なんかグローバルに金融市場が不穏になってきましたね。すごくシンプルに言うとね、資金余剰主体から資金不足主体に金が流れなくなってるのが、現在の減少な訳ですよ。①グローバルには、新興国→主要先進国、②欧州ではドイツ→その他、③各国内では、民間→国、成熟産業→その他産業、富裕層→中流階級以下、、、、、全て注目に値するマネーフローなんだけど、当面③にフォーカスがあたりそうな気がしてならない。

世界的にポピュリズムに走りすぎないことを切に願うのだが。。。

2012年7月2日月曜日

当面の展望

誰もこういう表現はしてなかったけど、「6月危機」をもろもろの政策対応で乗り切ったので、これからは、悪いニュースを小出しにしていく時間帯。絆創膏がはがれたら、また張って、時々止血剤と消毒液を塗って、根本治療、自然治癒を待つ。

よって、マーケットは次の多いな流れはリスクオフになるはず。しかし今回のリスクカバーの流れにおいては、緩和バブルマネーがリスク資産に流入したというより、スローマネー(個人、外貨準備、食糧備蓄)などがブルーチップ、ソフトコモデティー、高金利通貨、MBSなど、キャリーの強いプロダクトに流入する形で上昇したものとみており、Great Crashにつながるような短期資金のロングはあまり入っていない。

結果、大幅な下押しににはつながりづらく、基本的にレンジを狭めながら、徐々にVOLが低下するという、くそつまらないマーケットを1~2か月程度やるような気がする。次の9月危機、12月危機がテーマになるまで、こんな感じでしょ。1990年代後半の日本のマーケットを思い起こせば。

欧州首脳会合

期待度の低い中開催された、欧州首脳会合については、市場がこのタイミングでは、まったく織り込んでいなかった、ESM積極活用、銀行監督制度統一、優先弁済権放棄など、リップサービスのオンパレード。

ただし、、、いつものパターンで、会合終了後に、「我が国はこの部分については了承していない」とか、「年末までに合意を目指す」とか、、、なんだか信用ならんな~という印象。

まるで、腰の軽い兄ちゃんが、思ってもいない言葉で女性を口説いているような感じで、誠意も感じなければ、嘘っぽいの一言。

それでも、リスクプロダクトの下落にはブレーキがかかっているところを見るに、市場のポジションは少々偏っていたんだろうな~と。。。その脇で、そ~っと、好評された、D-SifisへのTier1資本強化の報道。

結局、D-SifisはG-Sifisと違い、各国の金融当局の判断にゆだねる部分も多くなるのでしょうが、多かれ少なかれ、従わざるを得なくなるのが国際金融のルール。これって、向こう数年間、主要先進国の信用創造能力を低下する材料なので、経済の中期低迷を裏付けるエビデンスがもう一つ誕生したという見方で良いのだと思う。

やっぱり高格付けソブリンはショートできませんね。しかし、、、欧州首脳会合を受けて、ブンズ、米債は売られて、スペイン、イタリアは買われ、フランスもちょっと買われた。そしてJGB、、、、、、も買われてしまった。やっぱり、JGBは後者の仲間なのか???たしかに、ブンズ、米債みたいに質への投資買いは入っていなかったけど、別に積極的にショートされていたわけでもないのにね。

あ~、このマーケット見ていても仕方がない、、という気がし始めた。が、、、ここでくじけてはいけない。せっかく14年間もこのプロダクト睨んでいるんだから、この辺はJGBのチャームポイントくらいに思わないと。

4対0!

「4対0」昨晩のEURO2012の決勝の結果で、本日日本の朝方は盛り上がっておりましたが、当方にとって、このスコアは、昨晩の横浜FC VS 町田ゼルビアの結果として、勝手に刺さっております。

横浜FCサポーターのとって、4月の町田ゼルビア戦の惨敗は屈辱以外何物でもなかった。JFLから上がってきたばかりの格下相手に、コテンパンにやられた「2対4」のスコアに、サポーターも大ブーイング。山口新監督就任から1か月程度しか経過しておらず、チームが一番不安定な時期でしたからね。。。

その後の、急回復は皆様ご存知の通りで、目下J2 9位を快進撃中! 

そして、昨晩のリベンジでは倍返しの大量得点&完封!!!う~ん、スカッとしましたね。さすがにこれだけ点差がつくと、カズも投入ですか。もう少し、カズの躍動する姿をみたいですね。