2009年2月24日火曜日

オオヤラレ記録更新中

公言どおり、自己資産の約4分の1をリスク資産(株式投信、REITなど)に分散投資している私のパフォーマンスは当然のごとく過去最低レベルを爆進中↓

最近見ないようにしていた日本小型株投信は手数料込みで簿価の2割程度になってしまった(←2割減ではないですからね、念のため)。REITも簿価対比半分くらいのところをウロウロ。。。

4分の3は基本的に日本国債なのですが、2年1%で購入した分もまもなく償還!再投資先がなく、困っております、、、

外貨預金投資として保有していた豪ドル定期は、(珍しく!)67円台まで上昇した1月のラリーで全部売却!その後62円近辺で再度参入して、塩漬けのままでしたが、59円買い→61円売り→59円買いをちょこまかと繰り返してコスト改善!うまく行っているのはこれくらいですが、FXではなくレバレッジ1の預金なので、投資総額が少なく、儲けはハナクソです。。。

という事で、他人の損は蜜の味コーナー終了です。

2009年2月21日土曜日

酔っ払い(?)大臣辞任のおかげで円安って、、、

先週末のG7では個別通貨に対するコメントは特段なし。しかしG7をきっかけに、円安方向に動き出している、、、きっかけは掲題の通り、”酔っ払い(?)大臣”のおかげって本当にそれでいいのか~???

そういう意味では、中川元財務大臣は身を挺して”円高による日本経済失速”を救った、なんていう皮肉も聞こえてきますが、本質はそんなところにあるんじゃなくて、結局ポジションがたまりすぎたという事。

為替市場は随分長いこと”不美人投票(=どの国も景気が悪いが、その中で比較的ましなのはドコダ?)”をやっていたので、そのテーマに疲れたという事じゃないでしょうか?不美人投票の結果一等賞に君臨し続けたのは、日本だったわけですが、それには私も同意します。

しかし、世界中の相場観が同じになってしまい、円ロングVSユーロ、豪ドル、ポンドショート、なんかが溜まり過ぎちゃったわけですよ。世界中ショートでは、相場は下がらない、、、

そんな中、きっかけになったのが、掲題の事件であり、普段は丹念にチェックもしない極東の島国を改めてみてみると、①政権与党は国会をコントロール出きない②与党内での崩壊も始まっている③国民の支持率も低い④次期政権を担う可能性がある民主党もそれほど磐石ではない。⑤10-12月のGDPは主要先進国中最低。⑥こんな状態なのに来年度予算が組めない、、、

外人さん達は、『フビジントウヒョウのNo1はニッポンでイイノデスカ?』と、顔を赤らめながら、円ロングを投げたわけです。

とまぁ、今週為替市場で発生した不思議な現象をツラツラと書きましたが、結局のところ比較優位は日本!という考え方に変化はありません。10-12月期及び1-3月期の日本経済については、欧米対比で大幅な失速を見せる可能性があることは、従来より申し上げている通りで、予定調和。

政治がしっかりすれば、あっという間に円高トレンド回帰のような気がするのですが、、、きっかけは選挙で民主野党連合が勝利するのか?最近煩くなった小泉さんが何かしかけるのか?展開次第ですが、”さくらの咲く頃”には、同じテーマに戻っているような気がしております。

2009年2月15日日曜日

皮肉なことに、、

今回の景気後退局面も、バブル時も、ITバブル時も、、、行き過ぎたニュースが紙面を賑わすと、ピークを過ぎていた事が多い。『設備投資競争』『海外進出競争』『新規事業競争』『買収競争』などなど、、、

今回の景気後退局面で流行っているのが、『海外(特にアジア)撤退競争』。未開拓の新市場として、アジアにフォーカスしていた企業は多数いましたが、アジアの需要減に伴い、過剰投資しすぎた分、国内回帰の動きが顕著です。

特に製造業は、日本工場での生産にシフトする動きが多いようで、その多くが2010年くらいから日本の向上が本格稼動する模様。

たしかに設備の移動には時間がかかるので、マネジメントのデシジョンは難しいですよ。でもね、、、2010年って、ひょっとしたら景気は上向き始めているのかもしれないのですよ。。。内需拡大という意味では、いい事だと思いますよ、しかしもう少し先まで、考えて行動したほうがいいんじゃねぇの、、というのが私の意見。

『大企業のお偉いさんはもっとよく考えてるよ』というご意見も多々あろうかと思いますが、よく考えてください。名だたる主要企業が、円高で大赤字を出してますよね。

全売り上げに占める海外販売率が30%程度の企業でも外貨のリスクをヘッジしていなかったのです。その時点で、先見の明はまったくなかったという判断が出来ませんか?

G7

ほぼ想定範囲内の内容でしょうか、、、週末に向けてポンドやオージーが買い戻されていたのは、”ひょっとしたら何かあるかもしれない?”という期待感だったようにお見受けするので、週初は再び円高モードでしょうか、、、

しかし、、、各国強調して迅速な財政出動を実施する文言が声明文に盛り込まれましたが、”迅速”という意味においては日本は最劣後するのかもしれませんね。

景気悪いんですね、、、

前の会社では昼も夜も週末も仕事でした。

こう言えば、ピンと来る方は多いでしょう。デスクで死に物狂いで働いて。夜は飲んで大騒ぎして、毎晩1時過ぎに帰宅して、朝7時半にはデスクにいて、、、週末はゴルフ。

そんな生活から離れて半年近くになります。

先日久しぶりに週末の西麻布に出陣しました。昔の仲間と飲んでいたのですが、話が盛り上がりすっかり午前様、、、同じ方面の仲間が2人いたので、タクシー相乗りで帰宅することにしました。

去年の今頃であれば、週末のその時間、西麻布の交差点で車を捕まえるのは至難の業でした。わざと裏通りに入ったり、それでも駄目なときは15分ほど待つのを覚悟して、携帯でタクシー呼んだり、、、

しかし、交差点は空車でごった返していました。最近の自分もそうなのですが、”電車で帰れる時間”までしか飲まなくなったのです。

いきつけのカラオケパブの店長に聞いても同じコメントが帰ってきました。『ここまで酷いのは記憶にない』と、、、

その店長も必死です。先日久しぶりに遊びに行ったとき、通常料金の2割引を提示してきました。『値下げしたの?』と聞くと、『ほらっ、会社潰れたりして大変だろ。』って、、前の会社の時はボッてたのかよ。。。

石橋を叩きすぎて壊すのが日本人の国民性なので、過度の消費抑制は追々自分達の首を絞めることになるので、ほどほどに、、、というのが私の意見。

それでなくても、最近の20代の方々は飲みに行かない、車持たない、って、いったい何が面白いんだい?ちなみに私の20代は消費大魔神でした(しかも借金まみれ。。。)。振り返れば、その時代はむちゃくちゃ景気も悪かったですがね。。。

酔っ払いながら書いてるので、乱文容赦です。

2009年2月11日水曜日

いい試合だったよ

W杯アジア最終予選 日本代表VSオーストラリアはスコアレスドローに終わった。日本は、川口を怪我で欠いたものの、海外組も召集され、ほぼフルメンツ。現有勢力で出来る最高のサッカーが出来たと思うが、残念ながらフィニッシュには至らなかった。

本日の収穫は、左サイドバックの長友がオプションとして光っていたという事。個人的にはJOKER候補の安田を終盤に投入して、長友をタテに並べて使ったフィンランド戦(だっけ?)の形がお気に入り。岡ちゃんは右サイドはほぼキメと考えているようですが、左サイドはまだ流動的。

高さのない日本は両サイドからの即効を磨くのが急務。今日も左サイドからの即効で、オーストラリアの目を白黒させるような局面が何度かありましたからね。

どうでもいいんだけど、セルジオさんと松木安太郎の解説はうるさかったな~。たしかこの2人は仲悪いんじゃなかったっけ?セルジオさんはいい事も言うんだけど、時々時代遅れなことを言うので、あまり独走しないで欲しい。松木さんは最初から最後まで”気合”だけ。”気合”だけで勝てなかったから、監督やってないんでしょ。。。

松木さんのは解説じゃなくて、応援?か野次?だな。まぁ、それも結構好きなんだけどね(笑)

FWは今日は玉田も田中も頑張ってたね。本来ならオーストラリアの高さに対抗して、巻の1TOPかと思っていたんだけど、速さとテクニックで勝負する岡田監督の姿勢を垣間見たね。もっとも、巻の出来も相当悪いんだろうけど。。。途中投入の大久保が結構いい動きしてた。今日の仕事を見ると、玉田ー大久保ー田中ー岡崎という順番かな?

しかし、、、長谷部はなんでいるんだ?なんか中途半端なプレーが多かったな。。。終了間際にいいボレー打ったけど、不運にも大久保にあたって枠から外れてしまった。なんかチャンスメーカーなんだか、ピンチメーカーなんだか、、、こういう間が悪いプレーヤーは試合の流れを変えてしまうので、早めの交代が好ましかったような、、、

今日のサッカーが出来れば、W杯はほぼ間違いないように思う。とにかくW杯4大会連続出場(←これってすごい事なんですよね)を祈ってます。

2009年2月8日日曜日

社内感染

2週間ほど前、当チームの反対側の列で風邪が大流行し、週末には私の目の前の人間に伝染。先週初には、私の右側と後ろの人間が感染し、とうとう外堀を埋められた状態。

私には風邪を引けない理由があった。。。”金曜日にバンド練習が控えている”。ボーカルは喉が命、、、とは言いすぎですが、とにかく絶叫系&ハイトーンありの課題曲だったため、少々の風邪でも命取りになります。

マスクをして、手洗いをして、、、最新の注意を払っておりましたが、木曜日にとうとう撃沈↓。朝から薬を飲んで、栄養をつけて、早めに帰って寝て、、、たった一日で治るわけないですよね。金曜日は体がしびれたままスタジオIN。

まったく出ない声を力ずくで出したので、完全に喉も潰れ↓。う~ん、楽しみにしていただけに残尿感の残るスタジオだった。。。昨日のゴルフは”フオァ~”が出なかった。

一目均衡表

ルーツが先物トレーダーだったので、チャートが好きなんですよね。先日もDAILYのほうに書いたのですが、様々なプロダクトで一目均衡表上”転換”もしくは”加速”を示唆する”雲のクロス”が発生している。時間帯で言うと2月5日~10日くらいの間かな~。

金融システム不安をきっかけにしたグローバルな景気失速&金融緩和+財政政策。どの金融市場も同じテーマで相場をやっていたので、チャートが似通ってしまうのは仕方のないことですが、上記”雲のクロス”が少なくとも、ユーロ円、豪ドル円、日経平均、ダウなどで同時に発生しているのは興味深い。

その間、不穏な動きを見せる、米債市場、、、財政悪化懸念から売られ続ける様は、まるで10年前のJGB(日本国債)と同じ。『景気悪化→追加経済対策→財政悪化懸念→悪性の金利上昇』というシンプルな相場だったのですが、地合いが悪かったため、本来なら金利低下反応をすべき『予想対比強めの経済指標(=財政負担が少なくてすむとの連想)』が出ると、何を間違ったか、『良い金利上昇』とか言って、滅茶苦茶な相場をやってました。

当時はCTA系のヘッジファンドなんかも元気だったので、ダイレクションが出ると、一方向に傾きやすいことが多かったという見方もできますが、今の米債市場は当時の日本とウリ二つ。

そこで心配性の私は、『今後、悲観的に織り込みすぎた米国経済指標が、予想対比強めの結果を出すたびに注意が必要』と考えるわけです。4月以降は景気対策の効果が出始めるというのがコンセンサス。1-3月期のデータが予想よりも悪くなければ、4-6月期からテイクオフ(景気浮揚!)なんて勘違いした相場をやらかすかもしれない。

市場関係者のほとんどが、そんな事はないと考えています。4-6月に落ち込みが緩和されても、それ以降は再失速という見方がコンセンサスで、基本的に米債は押し目買いという方が優勢。円債もほとんど同じような相場観ですよね。次に相場が下がったとき、日米とも投資家さんは同じ行動(=押し目買い)をとると思うんですよ。

そして、皆が買ったあとに悪魔のシナリオ、、、なんて事にならない事を祈ります。個人的にはそういうタイミングがあったら、残存2~3年債の利付債を購入する予定。そういえば、2年前に購入した1%クーポンの2年債がそろそろ償還するしな。。。

ちなみに3年前に残存5年1.5%も買いました!メガバンクに行くと、結構既発債の中途半端な償還物を売ってるんですよね。

あっ、、そうそう、最初の話に戻ると、諸々のチャートは先週末のNY市場で株高&円安方向にブレイクしたようにも見えます。このチャート短期的に順張りOKという感じかも。

まっ、、負け犬(株&REITオオヤラレ)の遠吠えですがね。(豪ドルは勝ってますが、焼け石にお湯です・涙)

2009年2月4日水曜日

サボってました、、、

週末更新するのをすっかり忘れてました、、、

特にネタもないな~。。。そういえば日銀が銀行保有株買取を4年半ぶりに再開しました。そもそも株式買取は金融政策決定会合ではなく、通常会合の決定事項ですから、抜き打ち的に発表されるのは仕方ないんですけど、、、金融政策決定会合とセット(=金融政策決定会合直後に実施する通常会合)でやるだろ普通は、、、

加えて、、、10年入札締め切りの50分前ですよ。札入れした後だったら、日銀に損害賠償請求するとこだったよ(笑 おかげで、10年入札はドン引きで、テールも流れてしまった。その後も本日引けにいたるまでズブズブと撃沈、、、すっかりチャートの形も悪くなり、債券の投資家マインドを冷やしてしまった。

あんな変なタイミングで発表するもんだから、心配性の私は、『近日中に、悪いニュース(=経営破たんとか、、、)でも出るのか?』とかんぐってしまう。が、、今のとこなにも出ておらず胸をなでおろしています。やっぱり、今日の朝刊でリークすれば良かったんでないかい?

結局、政府の買取機構活用の法案がなかなか通らないので、バックストップとして日銀を利用したという事ですね。2002年と大いに違うのは、Tier1に対する保有株規制を実施した後なので、『銀行が大きく株のポジションを圧縮する必要がない。』

評価損は評価減すればいいだけの話だから、別に売る必要ないですよね。心理的サポートにはなっても、日銀が相場の上を買うわけではないので、個人的にはあまり評価してません。

もっとも、日銀が事業法人の保有する株も買い始めたら、それは別もん。完全に株式市場対策になりますので、仰天しますよ。個人的には、更なるリスク資産を買うくらいならば、株式担保オペとか、証券会社限定のレポオペとか、資金偏在を解消政策を希望します。

あわせて、、、量的緩和効果を最大限発揮するために、さっさとゼロ金利に突入していただきたい。なお書きさせ間違えなければ、心配するほど出口戦略は難しくないと思うんだけど。。。

という事で、珍しく平日に書き込みしましたが、別に暇になったわけではありませんから。悪しからず。