2012年12月24日月曜日

メリークリスマス!

あっという間のクリスマスイブ! 今年はコメントがなかなかできませんでしたね。

来年も細々と続けていきますので、よろしくお願いいたします。そろそろサンタになりま~す!!!

2012年11月18日日曜日

横浜FC惨敗

J1昇格プレーオフ、横浜FC VS ジェフ千葉が、ニッパツ三沢競技場で開催され、ほぼ満員のサポーターでスタンドは埋め尽くされた。

結果は「0VS4」の惨敗↓。 横浜FCの2012シーズンが終了した。予想外の大敗だった、、、リーグ戦上位者は同点でも勝利扱いという心理的な優位が、先制点を許したところで焦りに変わり、ズルズルとやられた感じだ。

そもそもジェフ千葉は、今年度J2屈指の守備力を誇った。先制点を許したらヤバいことくらいは、山口監督は分かっていたはず。しかしジェフ千葉は集中していた、堅い守りと、裏を狙い続けるFW陣、シンプルな戦略だったが、それが功を奏した。

横浜サポーターとしては残念で仕方ないが、ジェフ千葉は本当にいい戦い方をした。ぜひ、大分を破ってJ1に殴りこんでほしい。

横浜FCの選手、スタッフの皆様、2012は楽しいゲームをありがとう。サポーターとしてこんな充実した1年は初めてでした。そして、2013に向けて、更なる飛躍を願っております。

当面は安倍トレードでもいいんじゃね?

先週の相場は、水曜日午後に開催された、安倍自民党総裁の講演内容をきっかけに円安、株高、債券ツイストスティープとなった。マーケットでは「安倍トレード」という言葉がもてはやされた。

デフレ脱却、インフレ目標2-3%、財政健全化路線ストップ(←ま~ここまで名言してないけど、「上げ潮路線」だわな)、円高是正と景気のいい言葉が並んだ。解散宣言翌日だったこともあり、各市場ともに、次期首相と目される人物のトークに鋭く反応した。

もっとも、安部総裁、、、会見の冒頭に、「野党党首として申し上げると、」とおっしゃっており、政権与党の党首となれば、もう少しマイルドな政策に落ち着くのが透けて見える。でもね、、、選挙後の連立が、衆参で過半数を取るようだと、閉塞感の強かった東京マーケットも少しは明るくなるのかな?ちょうど年も明けるし、異例の年末選挙というのも、そういう意味では悪くないのかもね。

選挙戦終盤に向けて、リップサービスがしょっぱくなることはありえない。すなわち、当面は現在のトレンドおよび水準を肯定する展開が継続するのだろう。とにかく株が上がるってのは悪いことじゃないね。

金融政策はどうなるのか???ここが難しいですね。それほど深い考えもなく、インフレ2-3%と言ってるような気がしますが、成長戦略もなくインフレを起こしたら、かえって景気が悪くなるような気がしてならない。デフレが困ると言ってる消費者なんていないわけですからね。。。

現状の枠組みで、金融政策でインフレを起こすことは基本的に難しい。ETF、REITを大量に買って、株式、不動産市況が活性化しても、物価はそれほど上がらないでしょう。ゼロ金利にして、日銀当座に懲罰金利(マイナス金利)をつけて、量的緩和効果を民間に浸透させようとしても、需要がないわけで、誰も金を借りないから景気なんてよくなるはずがない。

結局いつもの議論になりますが、大切なのは需要対策。お願いだから、公共工事大量発生的なレバレッジの効かない政策だけは勘弁です。

そんなのあり???

たちあがれ日本の党名が11月13日に「太陽の党」になって、11月19日には解散し、日本維新の会に吸収される。これって、おそらく過去最短寿命の政党になるんじゃないか???

そして、減税日本と太陽の党の合流発表から、たった2日で、合流破断って、そんなのあり??一回は「結婚しよう」と言って、2日たったら、「名前(減税)が嫌いだから」って言われても困っちゃうよね。これって立派な結婚詐欺↓

週末は出来る限りニュース番組にかじりついてみた。各党とも既に選挙モードで、党の顔を全面に押し出す戦術だった。とりわけ、維新の橋本代表代行は、太陽の党との合流について、政策の不一致を理由にした野合批判をはね返すのに腐心していた。

同氏は、「民主党や自民党は消費税や環太平洋パートナーシップ協定(TPP)、エネルギーは僕ら以上にまとまっていない。僕らははるかに一致している」と強調。

これは仰る通り、特に民主党の最終局面は、もうバラバラ。だから国民の政治への関心はどんどん薄くなり、失望になり、支持率の低下を招いたわけだ。まだまだ公示もされていないので何とも言えないけど、政党支持率を見てみると、自民党の圧倒的リードってわけでもないんですよね。結局、どの党も、何を主張してるのか分かりにくくなっているし、「どうせ、連立内、党内で意見が割れて、政治は低迷するんでしょ、、、」と思っている人が多いんだろうね。

選挙戦の終盤にかけて、各党ともに世論に迎合していくものと思われるが、望まれるのは、①政党としてのまとまり、②わかりやすい国家観と政策、③大人の政治、、、この辺が、キーポイントになるのでは?

細かな、政策などについては、書くとブログが炎上しそうなので、割愛しますが、政治に関心をもてるような選挙戦になってくれることを期待しております。

カズのフットサル参戦について

賛否両論巻き起こったカズのフットサル参戦について、個人的にはこれで良かったのだと思っている。確かに、カズの参戦によって、代表当落ラインにいた選手が一人、代表落ちしてしまった。これまでフットサル一本でやってきた選手を擁護する論調があって当然。

しかし、カズ抜きで戦った場合、どうだったのだろう?結果としてベスト8まで入ったとしても、日本フットボール界における、フットサルの立ち位置は変わらなかっただろうし、メディアの扱いも低いままだっただろう。

協会の思惑を理解したうえで、カズは「日本フットボール界の底上げのために自分が出来ること」、そして「自らのフットボーラーとしての挑戦」を選んだのだと思う。

結果はどうだっただろう?

1勝1敗1引き分けでのグループリーグ通過(=ベスト16)、そして準々決勝敗退。メディアでの取り扱いは、事前のスポーツニュースを含めるとカズ効果絶大!これまで、ワールドカップといえど、番組後半でちょっと扱われるくらいでしたが、ワールドカップ直前の親善試合から、地上波での放映。そしてスポーツニュースはトップニュース扱い!これ以上の宣伝効果は考えられない。

カズのパフォーマンスはどうだったか?代表招集前から、横浜FCではベンチ入り出来ない状態。そんな選手が、フットサルワールドカップの舞台で活躍できる訳がない。まして、サッカーに比べて瞬発力を要するフットサル、Jリーグよりも加齢を感じさせるプレーが目立った。

ポジショニングのまずさから、パスは回ってこない、前を向いてボールをもらえない。基本的にバックパス要員。。。でもね、献身的な守備で、自分に出来る最大限のプレーを一生懸命こなす姿は、オールドファンに勇気を与えたよ。これで良かったんじゃないか?

ワールドカップを総括してどうだったんだろう?日本フットボール界における、フットサルの地位が、なでしこレベルまで上がったのだろうか?答えはNOだ。

競技人口の割に、プロスポーツとしての人気がイマイチなフットサル。日本フットボール界の将来を考えるに、Jリーグがサポートしながらすそ野を広げてくれることを願う。世界でも、ロナウジーニョ、日本でも金崎夢生など、フットサル→プロサッカーの道は結構開けてるし、フットサル出身者は観客を魅了するテクニックを持っている。

J1昇格プレーオフ

まもなく、J1昇格プレーオフがキックオフになる。

思い起こせば、春先まで最下位を爆走し、JFL落ちが懸念されていた。そして山口監督の電撃就任&チーム立て直しに成功!

いや~いいチームになった。先週末の最終戦も応援にいったけど、結構いいゲームしてますよね。2007年に昇格したときは、守備力で昇格した感じでしたが、今回は明らかにバランス&攻撃力。

FW陣は、ベテランが多いけど、いい仕事してましたね。大久保、田原、永井、、、そして我らがカズ! 当然、ず~っとチームを支え続けている、カイオの貢献は忘れてはならない。(昨年の最終戦では握手してもらったしね・笑)

兎に角、今日の戦いを勝たなければいけない!3&4位にあたえられたオプション(引き分けは上位チームが勝利扱い)を最大限に活用して、一発勝負!!!

今日はテレビ観戦になってしまうけど、頑張れ横浜FC!!!

超・ご無沙汰です

もろもろ家庭のイベントが重なり、公私ともに、、、というか【私】中心に多忙を極めておりましたが、先週でひと段落しました。

マーケットもようやく、日本独自の材料で動くようになり、年末に向けて相場変動への期待感が高まります。少しずつ、最近考えていることをアップしていきますので、引き続きよろしくお願いいたします。

2012年9月10日月曜日

横浜ダービーなのだよ

サッカー天皇杯 第二回戦が各地で開催され、我が横浜FCは栃木SCに勝利!

そして、10月10日に宿敵、横浜Fマリノス(J1)との、横浜ダービー!!!

リメンバーパールハーバーじゃないけど、横浜Fマリノスの「F」は、「フリューゲルス」の「F」 もう知らない人の方が多いけど、我が横浜FCの前進である「横浜ASフリューゲルス」を「横浜マリノス」が買収した時に、取ってつけた「F」なのだよ。

ちなみにフリューゲルスはチームにとって最後のカップ戦だった天皇杯で優勝して解散した伝説のチーム。当時のメンバーなんてもう残ってるわけないんだけど、山口監督は、当時中心選手だったりしたんだな~。

横浜Fマリノスにとっては、格下相手のどうでもいい試合なのかもしれないけど、俺らにとっては熱いゲームなのだよ。リーグ戦も大切だけど、このゲームだけは落とせない。

いくぜっ、フリエ!

2012年9月2日日曜日

横浜FC、栃木SCにあっさり負け

悪い癖が出てきた、、、

ここまで快進撃だった横浜FCが、直近の上位チームとの対戦で苦戦を継続。

それでも、惜敗が多く、チーム力は養われている雰囲気であったが、格下5連戦の初戦、栃木SCになんと、1対3の大敗。。。

粘らなきゃいけないところで、ポロッと負ける、悪い癖が出始めた。J1昇格可能性が残る6位入賞まで、勝ち点であと5点!来週以降の格下4連戦で連勝を期待する。

そういや~、久しぶりにカズスタメン落ち。。。どうした?

カズ、フットサル日本代表招集?

Kingカズが、いよいよ11月にタイで開催されるフットサルW杯日本代表として招集される可能性が高くなってきた。先日、日本フットサル連盟の小倉純二会長(73)と松崎康弘副会長(58)が横浜FCの山口監督を訪問し、前向きな印象を持っている模様。

ただね、、、Kignカズ、全盛期だったら、彼の動きは確かにフットサル向き。しかし、マタギフェイントも今では、ハエが止まりそうな状態。。。それでなくても、細かな動きの多いフットサルに、ついていける訳がない。

もっともファンとしては、もう一度、カズに日本代表のユニフォームを着させてやりたいんですよね。11月と言えばリーグ終盤戦。FCファンとしては、頭の痛いところです。

政治

ブログを炎上させたくないので、政治や、国家観とかには、まったく触れずにやってきたし、これからもそのつもりです。

ただね、、、民主も自民もすっかり総裁選モードですね。今起こっている、問題を勘案すると、この動きは国民として呆れちゃいますよね。国政選挙は投票率が40%を切った場合、「やり直し」とか、「参政権」をネガティブに行使(=「誰も信用できないので、投票はしません」という意思表示)するオプションを、国民に与えたほうがいいんじゃないか?

昔、、、偉い政治家が、「浮動票は、雨で寝ていた方がいい」とか、馬鹿なことを言ってましたね~。これが政治家の大方だと思うと、がっかりしてしまいますね。

9月のは危機なのか?

これも何度もコメントしましたが、我々は現在、「ソブリン危機」「金融危機」の真っただ中にいるのです。ただそれが、主要中銀の協調緩和による「緩和ボケ」、主要当局の政策協調による「規制緩和ボケ(厳密には規制先送りボケ)」で、ユーフォリアになってしまってるだけなのです。

3.6.9.12月は、決算期末ということもあり、危機が顕在化しやすい時間帯。流動性については、昨年11月以降、主要中銀のおかげでなんとかなってるけど、ソブリン、金融機関資本の問題はまったくもってクリアになっていない。

流動性がなんとかなる分、期末月でも月初から混乱することはない。ただし、資本については月中から問題になることが多い。そして、大抵の場合は、それは格付けに絡んで、マーケットを揺らすことが多い。

それでなくても、来月からいよいよ、デリバティブの清算集中義務がスタートする。当面はクロスボーダー取引における各拠点の規制のコンフリクトで、デリバティブマーケットの保護主義化が予想される。

ここで言う、保護主義とは、拠点毎の保護主義という表現が正しい。

すなわち、東京市場は東京参加者間のみで取引、米国は米国参加者のみ、欧州も同様。よって、外資系金融機関の日本法人なんかは東京参加者に入ります。この辺の規制は、丹念にみておかないと、常に変化し続けるので気をつけないとね。

相場観

何度かコメントしたっけな???読み返す暇がない↓。。。

日頃話している方にとっては、また、言ってるよ。。。という感じでしょうが、念のためおさらい。

現在は中期的にランド円ロングをHOLDしている。理由は簡単キャリーが厚いから。操作方針もいたってシンプルで、買い回転で、コストから4%プラスになると売却。コアロングは常にキープしつつ、ポジションを伸縮してきたおかげで、今年のコストは既に9.0円割れとなっている!!!

加えて、AUDの割高さを指摘し、アンダーバリューされているCADロングAUDショートを高値圏で、ランド円ロングのヘッジとして参入。

これもまずまずのパフォーマンス。

久しぶりのコメントで、自慢かよ???と仰る方々のために、念のため、、、株式系の投信は相変わらず、深海に沈んでおります。特に日本小型株投信、、、現在40円くらいですか?(ちなみに買ったのは105円くらいの時です)

中身はもう見ておりませんが、たぶん潰れちゃった会社とかもあるんだろうな~。そういや、リーマンが潰れる前に、うさんくさい人に、「一人乗り潜水艦を開発している会社に出資しませんか?一口5万円から出来ますよ。」とか言われたっけ???当然、出資しなかったけど、こういうのってどうなってるんでしょうね?

8月コメントなしでした。。。

いや~、ずるずると、来てしまい、8月コメントなしでした。本当にスイマセン。

夏季休暇が取れなかったので、週末はなるべく子供達と遊ぶようにしており、平日はその分しわ寄せが。。。

書きたいことは沢山あったのですが、かける範囲内で再開!

2012年7月29日日曜日

スペイン

一般的には、南欧はすべてバルクでダメ的な解釈がされてしまってますが、スペインは事情が結構違いますので、念のため書いておきますね。マネーマーケットの方々はよく御存じとは思いますので、読み流してください。

スペインはEU4番目の経済大国であり、ギリシャなんかに比べると財政破たん時の問題は大きい。加えて、金融システムは日本の住専問題に輪をかけたような状態になっているので、これから長期低迷に入るのでしょう。特に不動産価格の修正は他国に比べるとまだまだまだまだ、、、書ききれないくらいまだ。

ダメダメモードで書きましたが、債務残高自体はそれほど異常な水準ではない(GDP比70%ちょい
)。問題は金利が既に上がってしまっているので、現在の財政フローのまま走ってしまうと国庫債務が累増していくので狙い撃ちされている。

ん~~、書けば書くほど恐ろしくなるのは、日本は本当に大丈夫なのか?たしかに日本国債は95%を日本人が買ってるから、金利上昇しようがない、、、とあきらめの声が多いが、なんかそろそろ足元をすくわれそうで怖い。。。ま~万年弱気なので聞き流して頂戴(笑)

2012年7月15日日曜日

あの人はいま(Jリーガー)

最近、JFL(=J2の下部組織)チェックを怠っていたので、少々コメントします。

現在上位から、FC長野パルセイロ、 Vファーレン長崎、 HONDA FC, Y.S.C.C、 となっているが、HONDAとYSCCは、Jリーグ加盟を目論んでいる雰囲気はないので、J2昇格の芽があるのはパルセイロとVファーレンなのかな?

ちなみに、V・ファーレンには、元オリンピック代表で、「浪速のゴン」と呼ばれたFW中山悟志、故・松田直樹の親友 MF佐藤 由紀彦なんかがいる。佐藤は結局、日本代表には入れなかったけど、とてもいい選手だと思う。

パルセイロは、本当に若手中心に、育成型の昇格を目指してる雰囲気かな?昇格後、各チームの草刈り場とならないことを切に願います。

ちなみに、中位に甘んじている、琉球FCの元日本代表 FW我那覇和樹。さすらいのフットボーラー MF永井秀樹はまだ在籍してます。永井選手は知らない間に、パパになってたのね、おめでとうございます!! 琉球は、JFL屈指の得点力を有しながら、失点もTOPレベル、、、守備の意識さえ向上させれば、もっと上にいけると思うんですけどね。

で、、、この人たちが活躍してるかって???中山選手と我那覇選手は、得点ランキングでも結構上にいますよ!

そして、J2崖っぷちランキングは、町田ゼルビア、カターレ富山、ガイナーレ鳥取、FC岐阜の順で降格争いをしてます。とにかく、、、JFLはプロ→アマチュアですから。クラブにとっては死活問題。後半戦の注目ポイントの一つですね。

三連休

先週は火曜の晩から体調を崩してしまい、その後もキャンセルできないスケジュールがぎっしりだったもので、金曜の晩まで全力疾走。おかげで、三連休初日というのに、昨日は病院&自宅療養、、、

延べ24時間は寝たかな?おかげで、かなり体調はよくなった。というか、、、寝て治るんだから、これは風邪じゃなくて、ただの疲れなんでしょうけど(笑)


2012年7月9日月曜日

失速

7月に入り、(予想通り)ネガティブなニュースが増加し、リスク資産はマイルドに下落。あえて「マイルド」と書いたのは、先般コメントしたスローマネーが相場を支えているからである。結果的に、4-6月にのボトム圏まで相場が落ち込むことはないと思うし、7-9月はあまんじて中期低迷を、心の底から認識する時間帯なんだろうなと、、、

なんかグローバルに金融市場が不穏になってきましたね。すごくシンプルに言うとね、資金余剰主体から資金不足主体に金が流れなくなってるのが、現在の減少な訳ですよ。①グローバルには、新興国→主要先進国、②欧州ではドイツ→その他、③各国内では、民間→国、成熟産業→その他産業、富裕層→中流階級以下、、、、、全て注目に値するマネーフローなんだけど、当面③にフォーカスがあたりそうな気がしてならない。

世界的にポピュリズムに走りすぎないことを切に願うのだが。。。

2012年7月2日月曜日

当面の展望

誰もこういう表現はしてなかったけど、「6月危機」をもろもろの政策対応で乗り切ったので、これからは、悪いニュースを小出しにしていく時間帯。絆創膏がはがれたら、また張って、時々止血剤と消毒液を塗って、根本治療、自然治癒を待つ。

よって、マーケットは次の多いな流れはリスクオフになるはず。しかし今回のリスクカバーの流れにおいては、緩和バブルマネーがリスク資産に流入したというより、スローマネー(個人、外貨準備、食糧備蓄)などがブルーチップ、ソフトコモデティー、高金利通貨、MBSなど、キャリーの強いプロダクトに流入する形で上昇したものとみており、Great Crashにつながるような短期資金のロングはあまり入っていない。

結果、大幅な下押しににはつながりづらく、基本的にレンジを狭めながら、徐々にVOLが低下するという、くそつまらないマーケットを1~2か月程度やるような気がする。次の9月危機、12月危機がテーマになるまで、こんな感じでしょ。1990年代後半の日本のマーケットを思い起こせば。

欧州首脳会合

期待度の低い中開催された、欧州首脳会合については、市場がこのタイミングでは、まったく織り込んでいなかった、ESM積極活用、銀行監督制度統一、優先弁済権放棄など、リップサービスのオンパレード。

ただし、、、いつものパターンで、会合終了後に、「我が国はこの部分については了承していない」とか、「年末までに合意を目指す」とか、、、なんだか信用ならんな~という印象。

まるで、腰の軽い兄ちゃんが、思ってもいない言葉で女性を口説いているような感じで、誠意も感じなければ、嘘っぽいの一言。

それでも、リスクプロダクトの下落にはブレーキがかかっているところを見るに、市場のポジションは少々偏っていたんだろうな~と。。。その脇で、そ~っと、好評された、D-SifisへのTier1資本強化の報道。

結局、D-SifisはG-Sifisと違い、各国の金融当局の判断にゆだねる部分も多くなるのでしょうが、多かれ少なかれ、従わざるを得なくなるのが国際金融のルール。これって、向こう数年間、主要先進国の信用創造能力を低下する材料なので、経済の中期低迷を裏付けるエビデンスがもう一つ誕生したという見方で良いのだと思う。

やっぱり高格付けソブリンはショートできませんね。しかし、、、欧州首脳会合を受けて、ブンズ、米債は売られて、スペイン、イタリアは買われ、フランスもちょっと買われた。そしてJGB、、、、、、も買われてしまった。やっぱり、JGBは後者の仲間なのか???たしかに、ブンズ、米債みたいに質への投資買いは入っていなかったけど、別に積極的にショートされていたわけでもないのにね。

あ~、このマーケット見ていても仕方がない、、という気がし始めた。が、、、ここでくじけてはいけない。せっかく14年間もこのプロダクト睨んでいるんだから、この辺はJGBのチャームポイントくらいに思わないと。

4対0!

「4対0」昨晩のEURO2012の決勝の結果で、本日日本の朝方は盛り上がっておりましたが、当方にとって、このスコアは、昨晩の横浜FC VS 町田ゼルビアの結果として、勝手に刺さっております。

横浜FCサポーターのとって、4月の町田ゼルビア戦の惨敗は屈辱以外何物でもなかった。JFLから上がってきたばかりの格下相手に、コテンパンにやられた「2対4」のスコアに、サポーターも大ブーイング。山口新監督就任から1か月程度しか経過しておらず、チームが一番不安定な時期でしたからね。。。

その後の、急回復は皆様ご存知の通りで、目下J2 9位を快進撃中! 

そして、昨晩のリベンジでは倍返しの大量得点&完封!!!う~ん、スカッとしましたね。さすがにこれだけ点差がつくと、カズも投入ですか。もう少し、カズの躍動する姿をみたいですね。

2012年6月18日月曜日

横浜FC VS 栃木FC

クラブ創設来初となる6連勝ののち、前節大分戦は、一方的に攻めていたものの0対1の惜敗。ちょっと嫌な負け方だったけど、本日栃木戦では4対3で辛勝!

後半44分に、途中投入の野崎が値千金の逆転ゴール!順位も今季最高となる9位に浮上!そしてTOPとの勝ち点差は10!いよいよ見えてきたぞ、昇格圏内!

TOPベルディは当方の予想通り。昨年あたりから本当にいいサッカーをしている。戦術がしっかりしているので、このチームは、今J1に上がったとしても、そこそこ上位を狙えると思う。

とにかく、頑張れ横浜FC!!!夏場は必ずスタジアムに行くぞ!

2012年6月17日日曜日

ギリシャ再選挙

いよいよギリシャ再選挙、というか、ようやく再選挙。

選挙終盤まで、NDとSYRIZAの支持率は均衡。選挙戦終盤では、メディアを通じて、国民世論がようやく、「ユーロ脱退すると大変なことになるらしい」という事に気付き始め、あわてたSYRIZAが、(乱暴に言えば)「緊縮財政放棄&ユーロ離脱」から、「緊縮財政の緩和をEUに求める」という路線にシフト。

NDはSYRIZAの路線緩和に伴い、票流れを懸念して、同様に「緊縮財政緩和路線」に歩み寄るという茶番、もとい、妥協を模索する流れとなった。結果は明日にならないとわからないが、今回NDがボーナス議席50!を獲得するのであれば、EUは「緊縮財政緩和路線」を多少受け入れる形で、事態の収束を図るのではないか?

なんにせよ、組閣には1-2週間かかるのでしょうから、明日1日で結論を出すのは無理。週末の報道は、「月曜日から市場は大荒れになる可能性がある」的な論調が多かったが、明日は比較的閑散もみあいの一日と予想している。

仮に、市場急変となった場合も、主要中央銀行の緊急対応、G20による口先介入など、もろもろの(付け焼刃)対策は期待でき、一直線に崩壊に突き進むことはないでしょ。しかし、週末の報道は、悲観的な欧州関連記事が多かったけど、国内では消費税法案がクライマックスを迎えている。

もっとこの話題を盛り上げたほうがいんじゃない?国民受けが悪いのは分かるけど、野田政権&谷垣自民(の一部)は、あるべき方向に向かっていると思う。「マニフェストをすべて放棄するとはけしからん」と言っている、方々よりはよっぽど骨がある。

社会保障、所得税、相続税についてもよろしく頼みます。あと、、、アクセルとブレーキ両方踏むのはやめようよ、ダムとか新幹線とかさ。。。気持ちはわかるんだけどね。

2012年6月10日日曜日

W杯アジア最終予選 2連勝!

格下、しかもホーム2連戦という事で、勝って、当たり前という評価もあるが、ゲームをマニアックに見るに。。。「死角がない」 このチームは強いね。

テクニシャンが多いので中盤、前線でのパス交換が気持ちのいいテンポで進む。そして、香川を活用した左サイドからの切り崩しは、新しい日本代表のパターンになってきた。昔はアレックスが同じような立ち位置だったけど、キレと足技のうまさは全盛期のアレックス以上。

そしてそれに加えて、そのシャドーから飛び出すのが、忍者=長友なんだから、対戦相手はたまったものではない。当然日本の左サイドに警戒するあまり、あいてディフェンスは攪乱されやすい。

おまけにこの戦術は、高さに頼っていない分、オーストラリア戦でも十分に期待できる!

そういや、負傷したDF吉田麻也は1か月ほど出場できないのだとか、、、代わりに元日本代表キャプテン中沢佑二(マリノス)が、「おれが出る!」とか言ってるのだとか。。。中沢って、前回大会が終わった時に、「代表は引退する」とか恰好いいこと言ってなかったっけ?経緯を知らないので、直感で書いてますけど、日本を代表する先週が、こうやって箸を上げ下げするのは、どうかと思うけどね。。。

いや~~、しかしいいチームになった。どんなに優位に試合を進めていても、交代枠の3人目はDFというのは、ザッケローニらしくていいけど、ゲームメイク全体を見るに、オシム→岡田で継承されてきた、日本イズムみたいなのを強く感じるのは、俺だけかな???

今週は注目のAWAYオーストラリア戦があります。オーストラリアは、なんと格下オマーンとのAWAY対戦で、スコアレスドロー。現段階では日本はダントツトップ!ここで、最終予選を有利に進めるために、値千金の勝利を掴んで戻ってきてほしい。頑張れニッポン!

横浜FC 6連勝!

昨日のボルティス徳島戦は、2対1の逆転で勝利!苦しいゲームをものに出来ている時点で、この強さは本物なのかもしれない。リーグ開幕当初の連敗による借金も完済し、ついに勝ち越しへ!順位も10位まで浮上し、昇格を展望できる位置につけている。

やっぱり大久保と田原の大型ツートップが機能しているのが一番大きいな。そして、サブで投入されるカイオは、気性の荒さを抜けば、申し分ない。。。

やはりカズ。。。出番が減ってきたな~。このまま上位に食い込んでいくと、昇格争いの中で出場機会は減少してしまうんだろうな↓。それはそれで、ファンとしては寂しいところだが、チームの善戦は喜ばしい限り。最近スタジアムに足を運んでいないので、そろそろ応援に行きたいと思う。

2012年5月27日日曜日

ギリシャ再選挙

迷走が続くギリシャ、、、6月17日の選挙に向けて、無責任な世論調査が、「急進左派が支持率トップ!」とか、「新民主が返り咲き!」とか報じているが、さっさとブラックアウト期間に入ってほしい。

というか、、、ギリシャには行ったことがなく、この国のメディアや世論形成がどのような形で行われているかしらないので、無責任なことを言ってはいけないが、「この国も日本同様、国民が金融、経済をよく分かってないんだろうな。。。」と思う。

あるエコノミストが、『緊縮財政反対派が勝利し、EU離脱→IMF支援撤回→新ドラクマ暴落→スタグフレーション、、、こんな悲劇的なシナリオにならないと、国民多数が緊縮を受け入れることはないだろう。』と言っていたのが、実状を物語ってますね。痛くならないと気づかないんですよね、きっと、、、

確かに、現段階で、国民所得は減少し、生活は困窮しているのでしょうが、【ユーロ離脱を扇動する急進左派の政策が、更なる困窮を導くことを本当に理解している人は少ないのでは?】この辺の世論への喚起をしっかりやるのが、EU全体の仕事なのでは??? ま~難しいか、何を言っても、「ギリシャの国民感情的には、【ドイツの言いなりにはなるな!】」になってしまうのだろうから。

どちらにせよ、欧州は6月末の新自己資本比率導入に向けて、公的資本投入が加速していくはず。レバレッジマネーの投入は、予想以上に【時間軸を伸ばすことになる】と予測しており、第3Qは、前回高値を抜けないまでも、全般的にリスクオンの時間帯に入るものと見ている。よって、ここ1か月で急落しているリスク資産は、ものを選んで押し目買いが吉。

カズダンス!

なんと横浜FC4連勝!なんとキングカズ2年ぶりのGOAL!!!

う~ん、信じがたいことだが、横浜FCが4連勝!知らぬ間に、田原と大久保のツートップがいいハーモニーを醸し出すようになってきた。本日の【ガイナーレ鳥取戦】では、それぞれ1点ずつ上げて、結果は5対2の快勝!

後半残りに15分で投入された我らがキングカズ。試合は4対2で横浜FCが勝ってはいたが、ガイナーレに徐々に押し込まれる時間帯だった。山口監督としては、時間稼ぎ&精神的結束のためにカズを投入したのだろうが、それ以上の仕事をした。

ゴール前で、最近急成長著しいMF佐藤からスルーパスを受けると、きれいなトラップからゴールに前進し、相手GKの的を抜く技ありのシュート!!!そして、待ちに待ったカズダンス↑

あと一つ勝てば、ようやく借金返済!J2シーズンは長い、まだまだまだ、上を目指せるぞ!少なくとも、ちょっと前まで、JFL落ちを懸念していたチームとは思えない。頑張れ横浜FC!

2012年5月21日月曜日

3連勝だよ~~!!!

横浜FC 奇跡の3連勝!

松本山雅戦に完勝して、なんと三連勝! KINGカズは後半途中から出場して、予想以上に走り回っていた。というか、、、カズは昨年から、相変わらず切れはないが(笑)、結構走れるようになっている。やっぱこの人は怪物だ。

開幕当初はJFL落ちを懸念してたが、狙っちゃうぞ、奇跡のJ1昇格!!!

そういや~、J1では、今年昇格したばかりのコンサドーレ札幌がかなり苦戦してますね。ゴンはいずこ???

複数の旋律

現在マネーマーケットに走っている旋律は3つ。

①欧州債務問題に起因する本質的なリスクオンとリスクオフ。
② 欧州債務問題解決への時間稼ぎとしてとられた当局の政策対応により発生する人工的なリスクオンとリスクオフ。
③欧州を含む景気実態の好不調およびその先行き見通しに伴うリスクオンとリスクオフ。

この3つが複雑に絡み合って相場を振幅させている。しかしパターン分析においては、単純に2×2×2=8通りしかなく、意外にシンプル。当方がよく【管理相場】と言っているのは、②に起因する人工的なリスクオンORオフに対しては、【人工的】≒【幻想】であり逆張りOKという解釈。

前回のリスクオンは、②の人工的(幻想的)リスクオンに、③の「実態経済はそれほど悪くない」という間違ったマクロ観が加わってしまったため、少々山が高くなりすぎた。解釈としては、①=グレー、②&③=リスクオン。

よって、直近のリスクオフが、比較的まとまった幅になってしまったのも、納得いく調整だったと解釈することが出来る。次回発生するであろう反発は、前回同様に②に起因するものではあろうが、③のリスクオンは、①抜きでは語れない(語りにくい、、)という学習をしてしまった分、マイルドなリスクオンに留まるものと考えるのが妥当。解釈としては、①&③=グレー、②=リスクオンというところか。

よって、直近高金利通貨などの買い下がりを推奨していたが、今回のターゲットは、ランド円10.20円、AUDJPY 82.0近辺までと予想している。

珍しく、平日に書き殴り。もー寝る。

2012年5月15日火曜日

羹に懲りてなますを、ふ~~

ちょっとやりすぎかな???

何度も書いて来ましたが、緩和ボケで【鼻提灯キャリートレード】=何も考えずにキャリーポジションだけ作っておけばいいんでしょ~?的な、、、いきなり脱線するが、私は小渕さんの名言、「結局、反対するんでしょ、そういうことなんでしょ?」という言葉が大好きだ(笑

とにかく、積み上げすぎたのですよ、高金利通貨ロング、金ロング、ガンマショート、、、タイムバリューをみんなで先食いしようとしたので、揺り返しもすごい幅になった。

でも、なんとかするでしょ、今回も当局が、、、生贄を出すか出さないかで、もうひと山(=谷?)あるかもしれないけど、そろそろ逆張りゾーンという認識。

レアルもランドも結構来てまっせ~。

2012年5月5日土曜日

FX証拠金 売買動向公表終了

くりっく365が継続配信していた、証拠金取引による建玉の公表が終了してしまった。。。

ミセスワタナベ(FX個人投資家)のフローが注目されるようになって久しいが、彼らのポジションの偏りを垣間見る、いいデータだったので、折に触れ活用していました。これに代わるデータって他にないんですかね??? IMMと売買動向で、それぞれの主体の、短期筋~中長期筋まで、ある程度ストーリーを語ることができましたよね。もっとも、この作文は、相場観の入った、メルヘンであって、当たらないことが多いんですけどね(笑

ま~、正直言うと、ちょっと不公平かな???とも思ってました。この公表って特定の投資家層(個人主体)、、、中長期のトレンド(建玉増減)は見えるし、ポジションの偏り(ネットロングORショート)も見えてしまう。

税制優遇のなくなった3月末時点で高金利の買い建玉が大きく減少しているところを見ると、仮に好評を継続していたとしても、以前ほどの指標性はなくなっていたのかもしれない。それでも現在のロングポジションって、減少したとはいえ、まだまだ高水準なんですけどね。。。

2012年5月4日金曜日

後半GW最初の関門

雇用統計は、市場予想対比、弱めの結果となり、クロス炎は全般に売り優勢。ユーロは、ECB理事会で利下げを検討しなかったとのドラギ総裁発言で多少サポート気味。もっとも、利下げすると思ってた市場参加者も少なく、それほど大きなポジションの返しは見られない。

この後、連銀総裁講演などが相次ぎ、もう少々残業が必要なGWの雇用統計。久しぶりに家でゆっくり眺めております。

AUDショートは雇用統計後 1/3 カバー。下落過程でさらに買戻しをいれていく方針で、選挙マタギのリスクは控えめにしようと考えております。大きく気が変わったわけではないのですが、ターゲットに近くなってきたのに加え、今回はまったく想定していなかった50bp利下げというショート勢にとってはLuckyパンチがあったので、こういうあぶく銭は、躊躇なく頂くのが信条でして、、、

長いこと、大きめのポジションをHOLDしていたので、久々に肩の荷が下りそうです。

AUDJPY

RBAの50bp利下げをきっかけに墜落するAUD。

その後、中国株の堅調地合いなどを受けて、やや値もちする雰囲気を醸し出しているが、雇用統計でどっちにこけるか分からんね。。。個人資金も含めた、シンプルなキャリートレードがAUDには相当入ってる感じがしてるんですよね。。。そういう意味で、次のチャートポイントブレイクは少々怖い感じがする。

82.30近辺を明確に下抜けると、80.00近辺を展望する形状。現在は比較的コストのいいショートに対して、押し目でユーロ円、ランド円ロングを買い回転で短期売買を試みるのが吉と考えている。次のセルオフは、欧州問題によるクラッシュというよりは、ファンダメ悪化に伴う、素直なリスクオフを想定。前者が来てしまった場合は、比較的早めの公的サポートが期待されるため、これもまた逆張りが吉。

泣いても笑っても、明日は雇用統計!久しぶりに家で、ゆっくり見れますね。

もっともね、、、雇用統計でどっちに動こうが、週明け東京時間早々に結果が判明するものとみられる、フランス大統領選、ギリシャ総選挙の結果の方が重要。クイズで言えば、最後に『当たった人に、1万点差し上げます!』的なジャンピングクイズが残ってるような感じ(笑)

例えばですよ、ギリシャ総選挙で、財政緊縮路線を否定するような野合が成立してしまい、民衆が歓喜!そして、その他南欧諸国で、触発された民衆が「反緊縮財政デモ!」なんていう流れになったら、もうドウニモトマラナイ↓。官製相場において、この手の政治ネタは、一番鎮火させるのが難しい難題。。。故に、相場のことだけ考えると、雇用統計を丹念に分析することは今後のマクロを見通すうえで大切ではあるが、短期的には、選挙後のパターン分析&整理をしておくことが、より重要では???

2012年5月3日木曜日

横浜FC VS ファジアーノ岡山、再会!

久しぶりに三沢競技場に出陣!!!

知人とそのお子様、うちの娘と4人でサッカー観戦に行ってきました。時折霧雨が舞う悪天候ではありましたが、スタジアムはそれほど混んでおらず、ポンチョを被れば十分しのげる程度。故に、リラックスした感じで、応援できたのですが、ゲームは相変わらず・・・・・

今季のファジアーノは調子がいい。まるで2006年に横浜FCが昇格した時のように、不敗率(勝利+引き分け/試合数)が高い。ようは、守備力が高く、接戦を制しているのである。故にチームのまとまりもあり、終始安定した試合運びたっだ。

一方、横浜FC、、、ここ数試合定着してきた、大久保、田原の長身2トップにロングボールを当てる戦術を試みるが、どうも中途半端。。。ポストプレーになってない、というか、、、相手ゴールエリアでプレーヤーが重なりすぎで、相手にとって怖さがないんだよね。ニワトリサッカーじゃないんだから。

結局、カウンターを決められた後、バリ引きした岡山のDFを崩すことができず、2連敗、、、さすがにサポーターもブーイングの嵐だったね。GWというのにカズの出場はお預けで、久々に投入されたカイオもイマイチだったな~。

個人的に大収穫があった!!!古い知人がファジアーノの幹部を務めていることは知っていたのですが、まったくお会いする機会がなく、「もう、別の世界の人になってしまったな~」と思っていた矢先、スタジアムで発見!!!6年ぶりにお会いしたのですが、とても元気そう&イキイキと仕事してる感じで、逆にこっちが元気をもらった。

「ファジアーノ、いいチームになりましたね!今年は調子いいし、うらやましいですよ。」と讃えると、人懐っこい笑顔で、「これから落っこちるから。」と遠慮がちに言ってたけど、目の奥は自信に満ちてました。

「J2で横浜FCの次に応援してるので、頑張ってください!!!」と、よく分からない激励をして、がっちり握手をしてサヨナラ!!!昔から、いい目をしてる(=目玉の揺れない)人間でしたが、さらに磨きがかかってたな~。俺は、この人に出会った時と比べて、少しでも成長できているのだろうか?
ああいう魅力的な人間が引っ張っていく組織ってうらやましいな~と、自分を振り返り、『オレも頑張らないと!』とネジを締めなおしました。

2012年4月30日月曜日

横浜FC =いつものパターン=

格上 湘南から2対3の惜敗をしたところから復調の兆しを見せた、我が横浜FCは、京都、岐阜に2連勝!そして迎えた、ゼルビア町田戦。今年度、JFLから昇格したチームであり、(僭越ではあるが)格下という表現が正しい。

しかし、、、いつものパターンではあるが、『強豪チームにそこそこの試合をやるが、格下にあっさり負ける』 今回も悪い癖が出た。ラインを上げて果敢に攻める町田に対し、攻めあぐねたのち、先制点を許す。そしていいところがまったくないまま、ズルズルと時間だけ経過。。。

町田は、たったの8本のシュートで4得点!おまけに初スタメンの鈴木のハットトリック&ベテラン平本の3アシスト1得点!から分かるように、カウンター主体にFW2人だけでうまくやった。横浜FCも最初から、大久保&田原にボールをあててていけば、こんなゲームにならなかったはず。

難しいサッカーをやろうとしているのか、シンプルに攻めようとしているのか??選手もとまどってプレーしているように見える。山口監督、そろそろ戦術を固めてくれないか?

ぎっくり腰が治ったら、3日の試合は見に行くからさ(笑)

資本注入

GW前くらいから、欧州当局関係者の一部に、欧州金融機関への資本注入に関するコメントが多くなってきた。それもそのはず、、、①6月末には、新自己資本比率規制達成が求められている、②そもそもソブリン格下げに伴う、金融機関格下げの可能性が高い、③6日のフランス大統領選(決選投投票)、ギリシャ総選挙などで、今後欧州の体制が大きく変化する可能性がある。特にギリシャが大衆迎合に走ってしまった場合、他の南欧諸国も易きに流れる可能性はある。

そもそも、この手の市場危機に対する処方箋として、過去の教訓から言えることは、第1弾: 流動性の確保、 第2弾: 資本の充実、 第3弾: 法整備などのサポートをしたうえで、時間をかけた本来的解決。 こんなパスを通すことが多い。現在、欧州で起こっている問題は、ようやく第1弾⇒第2弾にシフトしている段階。

そんな中で、上記の問題がくすぶり始めており、そろそろ第2弾発動!の準備が必要になってくるわけです。その際、市場はどう反応するのか?90年代後半の日本の例を勘案すれば、主要行への資本注入は、短期市場のクレジットプレミアム縮小、金融株上昇&N225上昇、JGBについてもジリ高。こんなプライスアクションを起こした。

今回のケースでは、昨年末の主要中銀によるドル資金供給協調で、短期市場のクレジットプレミアムは縮小しており、普通に考えれば、金融株高、国債ジリ高というパスを通るのが妥当な線か?

タイミングについては、6日の選挙後の欧州世論などを見極めたいところだが、比較的近いタイミングで、金融システム不安↓ → 資本注入 ↑ = 再び時間稼ぎ相場に突入。 こんな道を辿るのでは???

GW中というのに、ぎっくり腰を患ってしまい、ぼ~っとしたまま、コメントしております。散文気味で、申し訳ありません。

2012年4月28日土曜日

BOJ =Unchangeじゃないでしょ=

昨日【BOJかくあるべし】と威勢よく書いたものの、結局BOJは動いた。

基金増額、共通担保減額&長期国債買入増=NET5兆円増額、投資対象年限も2年⇒3年に長期化し、REIT,ETFも増額。社債も年限長期化になっており、セカンダリー市場が大きくゆがむ形になっているが、発行体は大喜びでは???これって、間接的なBOJ引き受けになるんじゃないか?購入対象銘柄のルールとかよく分からないけど、、、

ま~とにかく、ラーメンで言えば、『とりあえず全部のせ』的な緩和策だった。これがデフレ退治に役立つとか、円安、株高を促すとか、本気でそう考えている人は、(たぶん)少ないのでしょう。いやっ?永田町には結構多いのか???困ったもんだ。

ドル円は面白い動きをしましたね。『基金増額5兆円!』のヘッドラインに、ドル売り反応。声明文をよく読んでいくと、『基金増は5兆円だけど、ツイストオペで長期国債買入は10兆円!』で、今度は円売り。『ETFの2000億はちょっと少なくないか?&N225も、なんか弱くなってきたぞ。。。』で、またまたドル売り。。。そもそも、ドル円のロングはたまりすぎ。イベント終了して、止まればとりあえず売るわな、、、短期筋は。

とにかく、この金融緩和は愚策。これまでのブログをご覧になっていただければご理解いただけると思いますが、当方は大抵の当局のアクションには同意する。しかし、今回は、タイミング、内容、実施時の市場環境、何と照らし合しても、『必要のない緩和』だったと評価している。

GWはどこにも行きません。少し、考えを整理しないとな。

2012年4月26日木曜日

BOJ=Unchangeでしょ=

明日はUNCHANGEと見ています。世界中が緩和を予想(期待)してますが、ないと思うんですよね〜。再三申し上げている通り、現在は管理相場の真っ只中にいる。管理相場において当局は事後対応を心掛けるもの。

少ない政策手段を小出しにしないと、いよいよ万策つきてしまう。今の環境で緩和が必要ですか?次の危機が来るまで静観するのでは?『意味がないと分かっていながら、とりあえず緩和』という事であれば、私は日銀に失望してしまうな。。。

本音と建前を天秤に出来る状況じゃないと思うんだけど、、さてどうなることやら。

2012年4月15日日曜日

横浜FC

今年からとうとう、サポータクラブに入った。

スタジアムにもちょこちょこ足を運ぼう!しかし、、、開幕から未勝利で、とうとう最下位に転落してしまった。。。先週、カズも、『このままではJFLに落ちてしまう』とコメントしていた。

そーなんだよ、、、JFLに落ちちゃうんだよ。プロじゃなくなっちゃうんだよ。なんとかしてくれよ、奥寺さん、奥大介本部長、山口監督。。。サポーターの悲痛な叫びは選手に届かない。

今日の湘南戦は、いいゲームではあった。首位を走るチームに対して善戦したけど、『強いチームにはそこそこいいゲームやって、弱いチームにあっさり負ける』そんなチームなんだよね、横浜FC。

勝ち癖つけようぜ!!!

2週間経過

新年度に入って2週間経過。やっぱり、株安、債券高、、、クロス円下落↓。1-3月期に、海外ファンドのNEWマネーが、LTRO資金に煽られる形で、リスク資産の高値を掴んだ。グローバルキャリー型トレードとか、インテリぶった顔して、ポジションを取ってた、ただのトレーダー人があわててポジションをアンワインドしている姿を見ると、、、素人丸出しという感じだ。

3月中旬まで、『このポジションは中期的に持ってるからね。。。』とか言ってたのに、なんでロスカットしてるんだっけか???

スペインがガタガタしてきたが、これは既定路線。どうせダメな時間帯がまだまだまだまだ続く。ただし、突然死はない。よって、基本的に逆張り方針継続。

現在の時間帯は、まだリスクオフ方面です。

2012年4月1日日曜日

横浜FC

6戦終了し、0勝3敗3分け。。。と22チーム中21位↓。 カズは本日今季初スタメン!しかしチームは機能せず、本日もドローだよ。

JFL落ちが見えてきたか?そろそろスタジアムに足を運ばないと。。。

新年度!

今年度は債券業務担当者としてはつらいスタートだな~。去年に比べるとJGB10年で30bpくらい金利も低いし、その一方で増発は控えてるし、リスク資産は過剰流動性のせいなのか、異様に強いし、、、おまけに消費税論議も右往左往。

しかし、根底にある大切なことさえ忘れなければ大丈夫。それは、『官製相場』かつ『金融相場』であるということ。どちらも日本人にとっては大得意の相場!!!だって、この15年間さんざん勉強してきたでしょ(笑) 

『官製相場』の特徴は、危機発生→公的サポート→サポートボケでリスクオン&債券VOL低→ショック再発→株安&債券横ばい(多少VOLは上昇)→新しい公的サポート。

債券だけやってる人は、基本的にロングで、ガンマショート→ガンマニュートラル→ガンマショートで味付けを継続していれば吉!!!

昨年11月以降の主要中央銀行のドル資金供給協調&LTROによる過剰流動性投入は、典型的な『官製相場』&『緩和ボケ』じゃなかった、、『金融相場』であり、展開としては非常にEasy! 各メディアも、『いよいよ株高&円安』と大騒ぎしていましたが、今回は気づくのが結構早かった!!最近の論調は、『当面の株式市場は、材料にらみで上がりにくいかもしれないが、押し目買い期待が強く、当面は下がりづらい展開。』と、、、非常にまっとうな見方をされる方が多い(笑)

よく考えて頂戴よ。 LTRO以降、リスク資産は上昇、クソボンド、、もとい、低格付け欧州国債などはスプレッドをタイトニングさせる形となったが、肝心の欧州域内の貸し出しは伸びていない。これって、1990年代後半のゼロ金利突入以降の日本と瓜二つ。

おまけに、銀行のB/S調整は始まったばかりです。こんなんで簡単に、バラ色のシナリオに突入していく訳がないのであ~る。当時と大きく違うのは、①新興国需要というサポートがあること、②米国の風邪が回復過程にある、という事。大きいのは①の要因かな?ただし、欧州の風邪はウィルス性であり、まだ悪化途上であることを忘れてはいけない。

いよいよスタートする選挙イヤー。政治からも目が離せないし、選挙結果がマーケットにとってポシティブ働くことはあまりなさそうだから。。。

よって、円金利については基本的に当面強気のスタンスを維持しております。さっきベリタスを読んだら、意外に弱気の方が多いのね。この人たち、いったい何年相場を見ているんだろう?

もうやってられん。。。

全力疾走し続けたこの9年間。相場への意欲はまったく衰えることはないが、年々、体力は低下している。営業を続ける以上、交友範囲は次第に拡大し、それと反比例する形で、プライベートな時間は減少していく。

相場人として得るものは沢山あったが、それに伴い、失ってきたものもたくさんある。普通の家庭生活、古い友人、大切な趣味、、、

ちょっと前から考えてきたのですが、マーケット関連業務から足を洗おうかと考え始めております。








なんて、ウッソー(笑) エイプリルフールだよ~ん♪ 私から相場を取ったら、なんにも残らない。相場=趣味=仕事=エクササイズ=仲間=家族!!!

ちょっとご無沙汰しましたが、今年度もよろしくお願い致します。

2012年3月12日月曜日

今度は本気なんです、、、か?

先週あたりからメディアが、『株高到来』とか『これから本格的な円安』とか、景気のいい記事が目立ちはじめた。例の如く、株、為替の専門家の方々は、明確な宗旨替えもないまま、予想レンジをこっそり上方シフト。中には、『ドル円の上値は重い』と言っていたのに、『ドル円の下値はしっかり』 と、完全にドテンロングしてるもんだから、目が潰れてしまう。。。
ま〜それがあなたたちの仕事なんだから、仕方ないかと。
特に古い株屋さん主体に、『今回、政府、日銀はデフレ退治に本気です。不動産も株もこれから上がりますよ〜。何てったって、国債を10兆円も買うんですから。』と鼻息が荒いが、こういう方々は、1、きっと元々いくら買入していたか知らない。2、基金と輪番の違いが分からない。3、過去の緩和時代のトラックレコードも知らない。。。以上、ナイナイ16←古い↓、なのだろう。
確かに、週末ベリタスが報道のように、持ち合い解消のOFFERは以前に比べれば減少、PERも割高解消とくれば、期待感も湧くのだろうが、持ち合い解消はまだ結構出ますよ、多分、、、
加えて、火を鎮火させたい訳ではありませんが、今回の反発は金融緩和の力を過小評価していた市場のプロ達がカウンター気味にアッパーカットを喰らっただけであり、根腐れが解消した訳ではないことを、常に意識しておく必要がありますね。
個人的には、簿価の悪すぎる日本株投信を戻り投げするか迷っている次第です。

相場

金融相場&官製相場のおかげで、リスクオンが継続。為替もクロス円上昇が続いており、正直そろそろやりすぎじゃね???という見方をしている。

金融システム不安時の日本でも同じような展開は数回あったが、今回の欧州危機はどうなんだろう???今回、微妙な均衡を継続している大きな要因は、【今年は選挙イヤー】というところにあったように思う。今のところ、【政治の失敗】を演出しないことに腐心しているため、【金融相場&官製相場】がワークしている。

ただね、、、4~5月に実施されるフランス大統領選挙から風向きが変わる可能性があり注意が必要。これまで緊密だった、ドイツ&フランスが崩壊し、ここまでのアコードが水泡に帰す可能性があると思うんですよね。。。

世界中で、金融機関をバッシングすると、支持率が上がる状況。当方としては首の涼しい今日この頃だが、金融機関の次のイベントは6月末の欧州金融機関の新自己資本比率だろう。LTROがもたらした過剰流動性が、順イールドをつぶし、リスク資産価格を持ち上げたが、これで業績が上がっても、自己資本比率が急上昇することはない。。。

普通に考えれば、自国ソブリンはロングしても、リスクウェイトの高いアセットは削減方向ですよね。その際にリスク資産価格はこのままでいいんだっけ??クロス円が上がってしまったので、国内金融機関にとって、バーゲンハントのチャンスとは言い難くなってしまったが、為替の5-10%の上昇より、ローンアセットのディスカウントの方が大きいでしょうから、引き続きこのチャンスを有効に生かすべきと考えている。

2012年3月11日日曜日

OLD STARS

カズ: 開幕直前の練習で捻挫し、第2節もベンチ入りせず。
ゴン: ひざに負担のかからない走り方を習得中、、との事だが、もっと前から出来たんじゃない?とにかく早く、グランドでゴンの姿を見せてくれ。
藤田俊哉: 千葉を解雇になったまま、行方知れず。。。
ドラゴン久保: 金沢(JFL)を解雇になったまま、行方知れず。。。
戸田和幸: 人知れず、ゼルビア町田に加入。現状スタメン入りしていない。

今年注目している選手たちは冴えない開幕を迎えております。。。

震災から1年

大震災から1年経過しました。被災した方々、およびそのご家族の皆様には、改めてお悔やみ申し上げます。

メディアは、ここぞとばかりに、震災&原発特集を組んでおりました。普段、アホ番組ばかり流している奴らが、何をいまさら、、、と腹が立ちます。

でも、昨晩の朝まで生テレビは中身が詰まっていて面白かった。見始めたのが3時半だったので、だれかビデオ撮った人いないかな~???

この1年、政治は迷走し、打ち出された施策は後手後手だった。その間、民間によるサポート、企業の構造改革(電力対応など)は非常に早かった。民間は本当に逞しい。政治をあきらめているからこそ、このようなアクションになったと思うが、本当にこのままでいいのか?とこの国の将来を憂うばかりです。

原発問題もまだまだですね。。。『40-50年かけて廃炉を。。。』とか、長期的な話をしているのは分かるんだけど、1年何も進んでいないということは、プランの2%を既に損しているという事に、気づかないのかね???

あと、、、改めて、家族の絆と防災の意識みたいなものが高まりました。そういえば、当方は、先月から通勤カバンに簡易防災セットを常備しておりますす。最近、地震が多いので。。。

相変わらず、、、

今年はこのブログも頑張るぞ~と思っていたのですが、予想通り忙しくなってしまい、この体たらく。。。少しずつ頑張ります。

2012年2月12日日曜日

某経済新聞

社説などを通じて、政治にメッセージを送り続けるのは立派なことだと思うが、時々矛盾を感じるんだよね。。。先日なんかの記事に『税と社会保障の方向感を見出していくために、与野党は有効な議論をぶつけ合うべきだが、ここ数週間の時間を無駄にしてしまっている』的なことを書いていた。

このご意見はごもっともなんですけどね、数週間無駄にしていたのは、税と社会保障が与野党の政争の具として使われているせいなんだけど、その政争を上品に報じているのがあんたら経済新聞なんじゃないの?

政治部の記者さんは、おそらく花形なんでしょうよ、、、金融経済のエース級が週刊誌の方に移籍してしまった現状では。しかしねぇ、あんたらも二言目には、新党とか、解散とか、小沢問題とか、、、実際に最重要テーマに時間と紙面を割いているかというと、まったくそんな事ないですよね。

恥ずかしくない?

根拠なき発狂

先週木曜日まで、金融市場は株高に沸いた。言わずもがなではあるが、各政策当局による過保護政策が功を奏し、年初から主要株式市場は全面高であった。

その間、ギリシャ問題、欧州金融問題&財政問題はまったく進捗せず、【臭いものにフタ】をして飯を喰い続けただけである。この【金融&官製相場】を正当化するものがあるとすれば、バフェット曰く、『どの国債も通貨も危ない。クーポンもなく食べれないGOLDなんて買ってる人の気がしれない。消去法的な投資先は、優良株や不動産など配当を生み出すものである。』

文中、相当、私の気持ちもこもってしまったので、やや汚い表現もあるが、ま~バフェットがいいたかったのは、こんな所だろうね。

当方は、この考え方はレラティブに正しいと思うが、全てを優良株や不動産に投資するのはいかがなものかと思う。ここ1か月半の【根拠なき発狂】は、過度な悲観論の巻き戻しとして想定の範囲内ではあった。でも、そろそろ、この局面はリターンムーブに突入するものとみている。

チャート的にも、今週~来週にかけて、重要な変化が発生しやすい時間帯。先般、ご報告の通り、中期的にHOLDしていたランド円ロングは先週すべてオフセットし、週央から豪ドル円で逆張りショートを入れ始めた。仮に下落したとしても、それほど深押しにはならないと思っているが、キャピタルで逆張れるうちが花。だって、今は官製相場、徐々に値幅は縮小し、グローバルプロダクトのVOLは低下していくんですもの。そして、、、僕らの仕事は徐々に無くなっていくんだ(涙)

2012年2月6日月曜日

とりあえず

官製相場ですから、キャリー戦略&ガンマショート戦略が吉と見て、早いもので1か月程度。株買い、債券買い、高金利買い、コモディティー買い、、、これにALL プロダクトのガンマショートを絡めたらどんだけ儲かったんだ???

やっぱり当局にサポートされた相場はやり易い。しかし、雇用統計後のオーバーシュートでいったんピークアウトかな?と思っている。

個人的には、これまでHOLDしていたランドロングを久しぶりに全部UNWIND。ここから先は、上がってしまっても、『尻尾はマーケットにくれてやれ』です。むしろ、、、チャート的に2月中旬~下旬にかけて示唆されている変化の時間帯めがけて、一回逆張りもOKでは?

ITバブル当時のような無理やり理論【当時はニューエコノミーと呼びましたがね、、、】でも台頭してこない限り、このトレンドはちょっと無茶だよな~。ただし、、、ダウはリーマンショック前を回復したが、金融株は相変わらず安値圏で推移してるんですよね。

共和党優勢!なんてことになれば、あっという間に割安解消になるので、その時は、(久しぶりに)金融株主導で本格的な株式市場の上昇局面に入るのかもしれませんが、、、まぁ、それもないでしょうね。。。希望的観測か(力なく笑)

2012年1月29日日曜日

新党?

にわかに騒がれ始めた第三勢力終結の流れ。

石原都知事、橋本市長(大阪維新の会)、地域政党の減税日本(河村&大村)、みんなの党、たちあがれ日本(平沼)、国民新党(亀井)、東国原元知事、、、

なんだか古い名前が、フレッシュな勢いに飛び乗ろうと蠢いてるな~と悲観的に見てしまうのは当方だけだろうか?そもそも、消費増税に対する、基本政策、スタンスは、まちまちであり、一緒になったところで、空転するのが目に見えている。

本日、河村氏、東国原氏、大村氏の居酒屋対談の模様をテレビでやっていたが、3人が共有していたのは、『結局、地域の長のポストを勝ち取っても、議会で多数派が作れないから、何をやってもダメなんだ。。。』的な議論がされていた。モチベーション高く、地域の長についたのだろうから、その現実に、失望したのは想像に難い。東国原元知事は、『結局、国政を変えないとダメなんだ。』的なことも仰っていた。

しかしね、、、国政に進出したとしても、衆参で多数を取れなかったら、また同じわけだし、官僚をどううまく使うかも課題が残る。その辺を、前述のOLDスター達がなんとかするというのなら話は分かるが、【こっちがダメだからアッチで】、【〇〇君は人気があるから一緒に】的な発想で動き回る政治家が多いから、この国はまったく良くならないんじゃないかい???

メディアも面白、おかしく、報道するから悪いんだよね。現代政治において、メディア戦略は重要。しかしその裏返しに、メディアは報道に責任を持たなければいけないでしょ、、、政治はSHOWじゃないんだから。

消費増税についても、政策の方向感が同じにもかかわらず、自民党が議論の席につこうとしない。昨年秋くらいまでは、消費増税に対して民衆の半数以上が、【やむなし】という回答をしていたが、最近の世論調査では逆転。

欧州周辺国にも見られるように、民衆は『喉元を過ぎると熱さを忘れてしまう』。プライマリーバランスを均衡させるためにはまだまだ道のりは長い。ちょっと乱暴なコメントにはなるが、多少の説明を省略してでも、このレベルの増税であれば、早めにやるべき。

以前もコメントしたかもしれないが、この際、相続税にもメスを入れるべきですよね。生前贈与枠拡大をセットにすれば、現役世代の消費増効果も見込まれるだろうし、セットでやれば短期的な景気へのネガティブインパクトは緩和されるのでは??? 乱暴か?

2012年1月22日日曜日

松田直樹追悼試合

本日、昨年練習中に亡くなった、松田直樹(元日本代表)の追悼試合として、マリノスOB VS 松本山雅、マリノスOB VS NAOKI FRIENDSのゲームが行われた。

NAOKI FRIENDSは、カズ、ゴン、山口(素)、井原、前園、名波、ヒデ、城、奥、高原、稲本、宮本、川口、楢崎、などなど、、、書ききれないくらい素晴らしい面々が集結。現役も交じっているゲームだったが、オフトは思えないぐらいガチのゲームだった。

レジェンドではヒデの動きが切れていた、やっぱりまだまだイケただろうに、、、と考えると残念でならない。カズは中途半端なオーバーヘッドとかで観客を大いに沸かせた。

しかし、、、とにかく心配なのはゴン。言わずと知れたお祭り男が投入されたのは、後半44分。。。交代無制限の試合なので、前半で下がったカズやヒデは後半途中から2回目の出場!!!なんでもありのルールの中、たった1分である。昨年は秋に手術を受け、昨日見た限りでは明らかに太目で、練習できていない様子。

今年はどうするんだ???

あっ、、、随分マイナーな話題ですが、現在、JFLのFC琉球で頑張っている、元ベルディのFW永井(秀)は、カズの1歳年下ですが、あきらかにカズよりも動けていた(笑)。もう少し、彼をリスペクトしてやってもいいんじゃないか???

2012年1月16日月曜日

カズ、フットサル参戦!

横浜FCのキングカズが一戦限りのプロフットサルに参戦!

結果は得点ゼロに終わったが、史上最多の5000人以上の観客が集まるなど、存在感を発揮した。

体育館の板の上って、通常のグラウンドよりボールが走るわけですよ、、、それを20代の若者たちに交じって、戦ってる44歳って、やっぱりすげぇ。

しかし、残念な報道が。。。横浜FCに元日本代表FW 永井雄一郎が加入! う~ん、フランサが脱退したので、今年も出場が増えるのか???と期待していたのだが、今年はスーパーサブが濃厚だな。。。

13日の金曜日に、、、

S&Pによる、欧州9か国の格下げ。。。

市場はかなりの部分を織り込んでいたが、11月下旬の主要中央銀行のドル資金供給協調と3年ものLTROのおかげで、1月に入ってから随分落ち着いていたファンディング市場なんかを見ると、あきらかに『緩和ボケ』の真っただ中であった。

金曜日の欧州終了後に発表という【嫌な演出】。。。格付け機関、もとい、米国のやり方には相変わらず閉口する。個人的には、明日の東京時間はそれほど大きく押し込むことはないと考えている。なぜなら、年明け以降、大方のマクロタッチのプレーヤーは、『とりあえず、ユーロショートからスタートするかね。。』というノリで、新年初取引をいれていたように思えてならないからだ。

結構、ポジションは偏ってると思うんですよね~。

2012年1月4日水曜日

消費税増税について

ようやく民主党の素案が固まった。

増税時期を記載したのは評価できるし、大前進だと思う、、、、、が、蛇口を閉めてない(というか一部広げている)ので、本当に財政が健全化するのか?よく分からない。

というか、相変わらず玉虫色の決着であり、個人的には失望色の方が強い。

何度か書きましたが、これからの急務は、『覆水を盆に返す作業』な訳で、その辺の施策と、それに伴う財政の改善を簡単なチャートにして、国民に説明すべきなんじゃないの???

相続税だって、基礎控除を減らして、比例控除分も圧縮する案みたいだけど、もっと削減していいんじゃないの?

そろそろ眠くなってきたので、これ以上、言うのはやめておくけど。。。

恒例の相場予想

2012年の相場 『総悲観からの脱却』=緩めの金融相場=

新年の日経新聞は、世相を占ううえで、結構参考にさせていただいているのですが、『今年ほど、主張の少ない、元旦の紙面は記憶にない(←日経さん、申し訳ありません)。 個人的には、①『復興&成長』をテーマに、内需を喚起させる記事、②つきなみではあるが、『グローバル化&IT化の前進加速』をテーマに、産業界横断での先進的効率化を喚起させる記事、、こんなのが来るのでは???と思っていたのですが、なんですか、『C世代を駆ける』って。。。ガッカリだよ。

『総悲観からの脱却』の意味するものは、

1、欧州債務危機のスパイラル的悪化にブレーキがかかる
2、グローバルのバランスシート調整(=デレバレッジ)がラウンドボトムに入る
3、主要先進国のテーマである、財政問題に一定の目途が立つ、もしくは、いったんテーマとして新味がなくなる。

メインシナリオとしては、主要先進国の低成長&新興国の高成長という、一般的な予想と同じ。

各市場の動きとしては、FXはドルが切り替えし、ユーロは低迷、円は2011年に買われた分を剥落。高金利系は、資源国通貨は中国、インド次第ではあるが、まずまずのパフォーマンス。金融政策は先進国は緩和的政策維持&継続。中国も昨年末くらいから緩和に踏み出し始めたような感じもあるが、資源国に緩和ラッシュが来るとは予想していない。仮にそうなったとすると、中国、インドが予想外に失速して、グローバルにインフレ率が低下トレンドに入っているというリスクシナリオサイドだろう。

株式市場は、国別に語るのはどうかな~??と思っているが、昨年ベストパフォーマンスだった、米国株を【2012年に大統領選挙を控えているので上昇した(=大統領選挙前は政策期待なんかで買われやすい)】としている、メディアのコメントには閉口する。。。ようは、内需に頼らない、グローバル型ブルーチップ企業が米国インデックス構成銘柄に多い、という理由でしょ、これは。。。

ただしね、ブルーチップが買われていたのは、【無国籍通貨】という性格の強い、GOLDが買われていたのと、同じロジックだから、当方のメインシナリオでは、こういう銘柄には、今年、パフォーマンスを期待してはいけない。

そういう意味では、日本株なんかは、結構いい銘柄が転がっているのかもしれない、、が、個別株は専門外なので、これ以上は語りません。

債券はどうなのか? 欧州債(除く、ドイツ&ん~~、フランスも入れておくか)は、スパイラル的な下落にブレーキがかかるのでは?やっぱり主要中銀のドル資金供給協調とECBの3年物供給は偉大だ。逆サイドのリスクシナリオで、数年後に【世紀の愚策】と言われている可能性すらある。それくらいの麻薬だと思います。JGBは相変わらずベア(というか、これは既に趣味の世界に入っている)、米債は少々ベア、ブンズは最終的に周辺国スプレッドをツイスト気味にタイト化(ブンズ下落&周辺国上昇)させていくのでは?

コモディティー、、、GOLDは、過去に何度も語ってますが、こんな食べれないものがいつまでも高値をつけてるのは異常。よって、引き続きベア。OILは世界景気次第でしょうが、投機マネーの大量流入が一巡する一方で、中国の買い占めが継続しており、フォワードの実需BIDがいる限り下がりづらい。基本的に、緩めの金融相場を想定しているだけに、コモディティーは全般に底堅い。

推奨ポートフォリオは、昨年は余り組み替えずに、株大幅アンダーウェイト、高金利通貨オーバーウェイト(ランド円)、REIT(商業物件投信)ニュートラル、JGB&現金オーバーウェイトとなっていた。

個人ポートで、株やREITはショート参入は出来ないので、株投信アンダーウェイトと言っても、少々ロングにしている分、当然ヤラレテいる。。。ただし、総合すればインデックスには勝ったぞ! とにかく、秋口の2度発生した高金利通貨のクラッシュ時に、奇跡的にドテンショート OR ニュートラルで通過すつことが出来たのが大きかった!

今年の推奨ポートフォリオは、株の大幅アンダーウェイトに少々リスクオン、高金利通貨のオーバーウェイトは、1-3月期に予想している反発過程で多少戻り売りを入れてリスク圧縮も、基本ロングキープ。REITはニュートラルで塩漬け。JGB&現金のオーバーウェイトは継続だが、多少圧縮してリスク資産に配分。

偉そうに書きましたが、大借金をしてマイホームをロングしているだけで、既に大ヤラレは確定しており、偉そうに相場を語る資格はなし。

今年も、『JGB 独り言=私のポジショントーク=あなたの雑音』をよろしくお願い致します。

昨年の見通しはあたったのか???って、

昨年年初に語った相場見通しを以下に記述します ↓。 ま~、半分くらいは当たってた感じか?問題はこっからだよな。。。

恒例の相場予想


メインシナリオ 『混沌』

足元の株高、資源高は、行き過ぎた悲観論を織り込んでいたプライスに、過剰流動性というモルヒネが注入された結果と見る。よって、過剰流動性の元凶である、金融政策へのフォーカスが従来以上に必要な1年。当然、先々の金融政策を占うのは、実体経済&物価動向。そういう意味では、非常に相場らしい相場になる。

基本的に、主要先進国当局は、諸々の問題に早め早めの手当てを打ち続けるはずであり、ナローパスは更に狭くなりつつも、激震級のショックは発生しないものと考える。個人的に最もBETしやすいのは、米債の押し目買い。昨年末にかけて、景気見通しの上方修正が相次いだが、ちょっと織り込みすぎであり、年央くらいには『比較的まとまった揺り返し(株安&債券高)』がありそうな気がする。為替は、ドル円80-85円をコアレンジとする見方が優勢だが、前述の『日本国債崩壊シナリオ』が具現化していなければ、ドル安が先行する形で、70円台定着化の可能性も十分にあり。

その際、日本株下落。FXは資源系、高金利系が引き続き堅調と見る。

リスクシナリオは、やはり地政学リスク。日本にとっては朝鮮半島問題、領海問題があるのも当然の事ながら、世界的に『経済の行き詰まりが、軍需産業を喚起する』のは歴史が語っている事。絶対にあって欲しくないシナリオであり、国際社会での協調を祈るばかり。この手のネタで相場を語るのが嫌いなので、多くを語りませんが、普通に考えれば『自国回帰』ですよね。

現在のポジションは、御存じの通りですが、、、

高配当日本株投信(従来より、大幅にアンダーウェイト中)、J-Reit投信(オフィスもの)、ランド円ロング、日本国債&現金(←安全資産と呼べなくなりましたが、、、)をオーバーウェイト、という感じです。

そもそも、借金があるので、思いっきりデフレと戦ってます(笑) ただ、、、日本国債のインデックスに負けてると思うと、悔しいじゃないですか。。。と、過去に何度も負けてますけどね(笑)

偉そうに書きましたが、高配当日本株投信(従来より、大幅にアンダーウェイト中)、J-Reit投信(オフィスもの)、は大いにヤラれております↓。

2012年1月3日火曜日

友人と新年会

昨晩は学生時代の友人との新年会で4時に池袋集合!

いつも通り、パチンコ屋で待ち合わせして、小一時間やられて、ドリンクに出撃というのが例年のパターンではあるが、今年はナント出る!!!

16時半くらに出始めて、とにかく出続ける、、、友人は大ヤラレして、「早く飲みに行こうぜ~」的なオーラを(ラオウの如く)噴出しているが、とにかく連荘が止まらない。

20時過ぎでもまだ終わらない、、、この台は壊れているのか???途中から、友人も諦め、疲れ果てた私に変わって、打つ、打つ、打つ。。。そして私は、メダルを詰める、詰める、詰める。ナント!閉店まで出っ放しで、それでも連荘継続!

久しぶりの万枚突破!春から縁起がいい、、、、が、今年は厄年だったはず。こんなところで、運を使い果たしていいのか?23時から飲み始め、3時間でヘロヘロに酔っ払って、自宅に墜落↓。あ~面白かった(笑)

ちなみに、昨日、近所の神社にお祓いに行ってきました。

2012年1月1日日曜日

祝・FC東京初優勝!!!

元日決戦!のサッカー天皇杯は、FC東京が見事初優勝!!!

おまけに、J2チームとしても初優勝!立派の一言ですね。

FC東京は、一昨年J1から陥落して、昨年J2でぶっちぎりの優勝!たった1年でここまでまとめて戻ってきたチームは記憶にないな~。今年はJ1の台風の目になること間違いなし!ACLでの活躍を祈ります!

そう言えば、中山隊長(ゴン)も、J1昇格した札幌で現役続行が確定しましたね!今年もサッカーが面白そうだ。

謹賀新年!

あけまして、おめでとうございます! 本年もよろしくお願い致します。

ご存知の方も多いと思いますが、年末色々バタバタしまして、まったくアップ出来ませんでした。というか、相場もほとんど見ていないので、正月になって、ようやく来年度見通しなんかを読み漁っています(笑)

年末、とうとうユーロが100円割れしましたね~。ユーロについては一貫してベアだったので溜飲の下がる思いですわ、、、ワッハッハ~。

恒例の1年の見通しは、山積みの書類と年賀状を消化してから、ゆっくり語ろうと思います。まずは、本年が皆様にとって、素晴らしい1年になりますよう、心よりお祈り申し上げます!!!