2014年3月30日日曜日

第12話 米銀系証券 =最高のチーム=


結論から言うと最高のチームだった。営業、トレーダー、リサーチ、みんな同じ方向を目指し切磋琢磨していた。時には激論を交わしながら、失敗を素直に謝罪し、成功はみんなで分かち合い、素晴らしいチームだった。このメンバーと一緒に仕事をできたことを心の底から誇りに思っている。

だからありがとう、そして、勝手に退職してしまってごめんね。

「ONE BOOK構想」のテクニカルな話は、やっぱりここには書けないな(笑) だって現役の証券マンだって見てるわけですからね。テクニカルなことを書けない分、エッセンスだけ申し上げますと、甘えのない本当の意味のチームワークがないと出来ない戦略、とだけ申し上げておきます。

この会社でトレーダーO(7年目Oではない)に出会う。証券マンとして初めて「この人には勝てない」と思った人だ。たくさんの事を教えていただいたし、ディスカッションをしていると次々にビジネスチャンスが発見される!それも証券業務だけではなく、他金融、それ以外についても盛りだくさん。

お互いスモーカーだったので、昼飯は喫煙室でサンドイッチを喰いながら喧々諤々議論してることがよくあった。デスクに戻ると全身タバコ臭くなっていた(笑)

立場的には沢山の業務を請け負った。営業ヘッド、一人の営業マンとして、プロダクト営業のインターナルヘッド、(会社VS会社の)RM、組織横断の戦略立案、プレゼン資料作成、、、任された役割が多かった分、様々な仕事ができた。

そういう意味で、これまでのサラリーマン人生で搭載してきたCPUターボ群はすべてフル回転していた。パソコンに付加がかかるとカリカリと音がするでしょ。これが常時鳴りっぱなしになっているような感覚(笑)

沢山謝罪したのもこの会社だった。詳しくは書かないけど1か月間の大謝罪行脚は記憶に残る出来事だった。

勝手に辞めたのに、いろんな人に送別会をやってもらった。一昨日もトレーダーTに呼び出されて飲みに行った。明日は同じタイミングで会社を去ったトレーダーOとオジサン2人でランチ(デートか?)。これからもみんなと変わらない付き合いが出来ると嬉しい。

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