2014年4月15日火曜日

慌てて読む癖

私は日本語も英語も読む速度がとても遅い。一言一句が気になってしまい、同じ個所を読み返すことがよくあるからだ。

それが故、読み始めるときに、「この文章から何を得たいのか」「どんな情報が欲しいのか」を明確にしないまま、慌てて読み始めてしまう。これって、ものすごいタイムロスなんですよね。

書き手は私だけのためにその文章を作ったのではないのだから、文章には「自分にとって必要でない情報」が沢山ある。それを効率的にそぎ落として行く作業に慣れるため、これから読書トレーニングを強化しなければいけない。

こうなってしまったのは、20年間の仕事のスタイル=「口より先に手を動かす」が災いしているのだと思う。マーケットが突然動く⇒ニュースを取りに行く⇒発見する⇒斜め読み⇒KEYワードだけ見つけてすぐ伝達。こんなパスが16年間続いた。

「斜め読み」というと、早く読めているような印象を受けるかもしれませんが、これって全然違う。そもそもの動機が「Unknownな材料(情報)」を見つけにいくことだったからだ。欲しい情報を特定して動くのと、宝探しをするのとではまったく違う。

宝探し的な読書癖を早く直さないと、必要な情報を効率的に取得する術が身につかない。

これは読書だけでなく、人とのコミュニケーションでも同様だと思う。相手の言っていることを大枠で捉えるより先に、一つのトピックを深く知りたがる癖がある。せっかく多様な視座を持つ方々に囲まれているのだから、コミュニケーションの方法も考え直した方がいい。当然、講義の聞き方なんかも含まれる。

ビジネススクールは教えてもらう場ではなく、先生や生徒との討議、コミュニケーションを通じて、思考トレーニングを図る場だと考えている。表面的なネットワーキングではなく、様々な議論を通じて、論点の見つけ方、仮説の立て方、解決の仕方を身に着けるのが重要なミッション。

そもそも周回遅れでスタートしてるんだから、置いて行かれないように頑張ります。

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