2016年12月15日木曜日

福岡空港にて思うこと

新鳥栖駅から新幹線でワープして福岡空港に到着。

到着してビックリ!出発時刻を勘違いしていた(17時30分ではなく17時00分)。ワープしてなかったらかなり焦るところだった(汗)

おかげで子供だましのお菓子を2つ購入して、チェックインして、ラウンジで独り言執筆中。飛行機は定刻の模様で、19時からスタートする新宿での忘年会も多少遅れて参戦できそう。

出張最終日は畜産の実証試験拡大交渉だった。10月に初回ミーティングした先で、今回は先方から「実験の様子を見たい」との申し入れだったので、とても良いムードで進んだ。提携できればプロジェクトはまたひとつ前進する。

今回の出張で良かった点は研究者と深く話し合えたことだ。そして初めて『自身の技術のEXIT』としての『事業化(ライセンスORベンチャー化)』が、自身のキャリアにどのような効果とリスクをもたらすかを理解したことだ。

ここまで来るのに1年半かかってしまった。折に触れて説明してきたつもりだが、なかなか響いていなかった。最近では「ひょっとしてキャリアへの関心も、事業化への責任もないのかな?」と諦め始めていた。でも本日の話し合いで初めて目の焦点があってきた。

「えっ?そんなリスクがあるのか?」

伝え方と言うのは難しい。ヒトに言われて考えるのと、自発的に考えるのは大いに異なる。当然、後者に導かれた決断には力がある。研究者は暫く考えるのだろう。自信のキャリアと事業化について真剣に。

オイラはインキュベーターとして失格かもしれないが、研究者の判断を尊重するようにしている。それは、無理やり事業化に導いても中長期的な技術開発過程で研究者の協力を得られないプロジェクトには持続性がないと考えるからだ。

3泊4日の九州出張。とても疲れたけど、インキュベーターをやっていて本当によかったと思える旅だった。さてそろそろ搭乗だ!

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