2012年5月27日日曜日

ギリシャ再選挙

迷走が続くギリシャ、、、6月17日の選挙に向けて、無責任な世論調査が、「急進左派が支持率トップ!」とか、「新民主が返り咲き!」とか報じているが、さっさとブラックアウト期間に入ってほしい。

というか、、、ギリシャには行ったことがなく、この国のメディアや世論形成がどのような形で行われているかしらないので、無責任なことを言ってはいけないが、「この国も日本同様、国民が金融、経済をよく分かってないんだろうな。。。」と思う。

あるエコノミストが、『緊縮財政反対派が勝利し、EU離脱→IMF支援撤回→新ドラクマ暴落→スタグフレーション、、、こんな悲劇的なシナリオにならないと、国民多数が緊縮を受け入れることはないだろう。』と言っていたのが、実状を物語ってますね。痛くならないと気づかないんですよね、きっと、、、

確かに、現段階で、国民所得は減少し、生活は困窮しているのでしょうが、【ユーロ離脱を扇動する急進左派の政策が、更なる困窮を導くことを本当に理解している人は少ないのでは?】この辺の世論への喚起をしっかりやるのが、EU全体の仕事なのでは??? ま~難しいか、何を言っても、「ギリシャの国民感情的には、【ドイツの言いなりにはなるな!】」になってしまうのだろうから。

どちらにせよ、欧州は6月末の新自己資本比率導入に向けて、公的資本投入が加速していくはず。レバレッジマネーの投入は、予想以上に【時間軸を伸ばすことになる】と予測しており、第3Qは、前回高値を抜けないまでも、全般的にリスクオンの時間帯に入るものと見ている。よって、ここ1か月で急落しているリスク資産は、ものを選んで押し目買いが吉。

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