2017年1月10日火曜日

努力を教える

たまには真面目なコメント。

子ども達の冬休みが終わった。

この冬休みはそれぞれに目標を課した。長女はテニス練習7000球、長男はシュート練習2000球。そして最終日には成果テストを行うことにした。

二人とも目標はクリアし、冬休み前よりも強いショット、シュートを打つ成果テストもクリアした。

二人の努力を褒めるとともに、自分の学生時代の話をした。

オイラは中学校時代サッカーをしていた。しかし2年生の時に酷い成長痛(両膝)を発症し、膝が曲がらないほど悪化した(今だったら別の病名がついていたと思う)。酷いときは歩けないほどの炎症と腫れで、軟骨は今でも尋常ではないほど飛び出している。

結局3年生でサッカーは辞めた。高校時代も満足にスポーツには打ち込めなかった。大学生になり多少膝は良くなり、本格的にゴルフを始めた。それでも運動神経がそれほど良くないオイラはなかなか上手くならなかった。でも努力を怠ることはなかった。筋力トレーニングは何でも人より多くやり、誰よりも沢山ボールを叩いた。努力はきっと報われると信じたからだ。

4年生になってようやくレギュラーになった。しかもギリギリだった。結局それほどの結果を残せないまま大学ゴルフ部生活は終わった。

オイラがゴルフから学んだものは、マナーでも技でもなく努力することだ。「努力が大切」という当たり前のことではなく、「努力しないのならばやる意味がない」というメンタリティーだ。

目標があって、時間があって、環境があって、健康がある。こんな恵まれた環境で努力をしない人間にはなってはいけない。子ども達にはこういう考え方を身に着けてほしい。

オイラは自分勝手に生きていると思う。でも勝手気ままに生きているのではなく、常に目標があってそこに向けて努力をしているつもりだ。昔話をするだけでは彼らには響かないのかもしれない。だからその姿勢を見せ続けるようにしなければいけない。

「上手くなれなくてもパパは怒らないよ。でも一生懸命やらなかったらパパは怒るし、すぐに辞めさせるよ。」といつも言っている。

目先の勝ち負けに拘りがちな子供にこれを教えるのは難しいのかもしれない。でも大きくなるにつれ、理解してくれるものと信じている。努力の経験は子供たちが大きくなっても、ずっと彼らを支えてくれるはずだ。

オイラも負けないように、これからも全力で考えながら走る。

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