2016年8月5日金曜日

官製相場と市場の反応

いや~、ポジションまったく動かしてない(笑)

忙しいと言えば忙しいが、相場を張るタイミング位はある。でも張らない、、、即ち、良く分からないのである。

「じゃ~、お前さんはいつも分かった上で相場を張ってやられてるのかい?」という意地悪なコメントが来そうなので念のため申し上げますと、、、今回はいつもより分からないという表現が正しいのかな?

各国の金融・財政政策のモメンタム、景気のモメンタムはだいたい理解しているし、市場参加者の認識ともほぼ一致していると思う。「いつもより分からない」のは、「相場が官製相場(金融相場)に突入するか否か」である。

そのような相場であれば、悪い経済指標には官製相場強化の思惑から株高、債券高を誘発しやすい。現在の官製度合は過去との比較において(米国を除けば)とても緩和的な状態にある。それなのに株が上がらなくなってきた感じがする。

いよいよ公的サポートによる感応度が低くなってきたのではないか?昔金融市場では過剰緩和策を「モルヒネ」と揶揄した(最近は表現が不適切なので使わなくなったね)。過剰緩和策(モルヒネ)で市場参加者のリスク感覚を麻痺させて、株でも、債券でも、コモディティーでも何でも買わせるという意味だ。

「買わせる」という表現も不適切だな、、、市場参加者はモルヒネ投与に対し、「やられるまで買ってていいのね」と緩和ボケを演じるのである。

この現象が起こらなくなったのは、①リスク関連規制でモルヒネを投与されてもリスク資産は買わなくなった、②既にリスクリミット一杯まで買っている、③モルヒネを無視しファンダメンタルズのみで取引するようになった、④オイラの知らない何かが起こっている。。。

一体どれなんだろう?良く分からないから、こういう時は様子見☆星人に限る。今日は雇用統計ですね。チャンスがあったら日計り位はやろうかな?

(つくばエキスプレスにて帰還中。本日はこれからセカンドハウスへ!)

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