2016年6月27日月曜日

英国EU離脱の今後の展開(次の世界を考える)

今後の展開を予想するのは難しい。それは予想外の結果が、未経験の状態で発生してしまったからだ。よって離脱を決定した英国も、離脱させるEUも、親EUの国々も、反EUの国々も、「はじめの一歩」をどう踏み出せばいいのか分からない状態。

まず英国について考察したい。この投票結果の困った点は「One Issue」がほぼ拮抗した結果で採決されてしまったところにある。52対48で離脱を決定したが、今後のEUとの離脱交渉において離脱派が分裂する可能性がある。それは「心情的な離脱派」と「経済的な離脱派」に分かれるという意味である。

離脱派の52が上記2グループにまっぷたつに分かれたとしよう。その場合26対26になり、国民全体(有権者全体)で考えればマジョリティーとは言えないのである。

おまけに離脱交渉のプロセスで今回の投票者が加齢していくことで比率には変化が生じる。それはご存じの通り、離脱派は高齢層に偏っていたからである。よってキャメロン首相の後任に誰が就き、難しい議会、有権者とのやり取りがどのように進めるのかを見極めなければいけない。もちろんそのやり取りはEUとのヤジロベエとなることは言うまでもない。


そしてEUについて考察する。この投票結果の困った点は、「EU2番目の大国かつ特別な待遇を許していた国」が離脱の意思を示した点である。この流れがEU離脱派が一定の規模に達している国の政治に与える影響は計り知れない。また安全保障上の問題も大きい。英国は米国と協調して旧東側やテロ勢力に対して抑止力となってきた。

今後EUと英国は離脱後の関税条件をはじめとした様々な交易条件やルールを話し合っていくことになる。これが英国にとって厳しいものになればなるほどEUの結束力は強まる。一方では英国から得られるベネフィットは小さくなるのである。ようは、EUは自分で自分の首を絞めることになるのかもしれないのだ。


EUは欧州統合によりヒトモノカネの流動化に成功し拡大してきた。当然だがここでいう拡大は国の(ルール上の)統合による足し算だけではなく、EU外からのリソースの獲得の上になりたってきた。このベネフィットをEU参加国がそれぞれに享受できるからこそ、この関係が上手く行ったのである。

しかしその大きな流れは変調をきたし、予定されていた果実は徐々に細ってきた。そしてデメリットが沢山見えてきた末、今回の結果である。ようは根本的な原因を解消しないと、EUの問題は解消されない。


さぁ、オイラが次に何を言うかはだいたいお分かりでしょう。本当に経済成長する必要があるのか?そもそも経済成長って何だ?規模的に、速度的に無理のある経済成長、(搾取など)やり方に無理のある経済成長、EUのやり方は、欧州を統合してまで必要な経済成長だったのだろうか?

某経済紙が週末の新聞で、この問題をグローバリゼーション対ポピュリズムという視点で捉え、「グローバリゼーションを止めてはならない」と述べている。アンタたちの言ってるグローバリゼーションって、イデオロギーの違う国や地域からの搾取を是とした敵国窮乏策のことなんじゃないか?どうもこの論調には強い違和感を感じ、しっかりとした説明をしていただきたいと考えている。

今回の決定は世界が一つ前の時代に戻っていくきっかけになるのかもしれない。もしそうだとしたら群雄割拠の時代に戻る前に、大量破壊兵器縮小、テロ勢力の掃討など、出来ることは早めに対処して欲しいものである。しかしそれを誰がやるの???と言うと、まったくノーアイデアなのが現状。

思い起こせば30年位前の世界情勢ってかなり混沌としてましたよね。ああいう感じになってしまうのか?ちょっと怖いですね。

自分の考えがまとまっていないので散文になりましたが、現在頭にひっかかっていることを取りあえず吐き出しました。今後考察を重ねるうえで、読み返しが出来るようにです。

さて次は運用方針を考えるか。。。。

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