2016年6月20日月曜日

ポジション(入替)

先般の日銀大外れと単独介入ナシよを受けて相場観を修正すべきではあるが、正直まだまとまっていない、、、

大局観としてはあまり変わらないんだけど、金融市場は引き続き過去最大級の緩和の影響からリスク認知機能が低下しており、次なるクラッシュにおいて採用できる公的な手段は限られると考えている。

よって最悪シナリオにおいて有効な手段は少ない。即ち貨幣経済自体の崩壊まで発展すれば、ドルショートしたところで含み益の貨幣的価値すらなくなるということである。極論すれば、金融的なトレードでヘッジすることは不可能なのである。有効なヘッジ手段としては、チキンラーメンをロングするくらいか、、、(語り始めると止まらないのでこの辺にしておく)

最悪シナリオが回避できている間はあがき続けるのがオイラの性。だから勝ったり、負けたり、無駄な取引をグチャグチャやり続ける訳だ。

まず日銀の考え方だけど、先週外したのは『日銀が戦術として緩和を見送ることはない』というものだった。裏返せば『戦略として今回は緩和する可能性が高い』と見ていた訳で、『今後も戦略として緩和する可能性が高い』という予想を継続することにした。

単独介入シナリオについては、『防衛ライン105円』という見方を大外しした。これは予想外に『英国のEU離脱問題が盛り上がってしまったので、このタイミングでは発射しなかった』という見方も出来るのではないか?というか、この見方は早々変えられるものではないという結論に至った。

よって次なるイベントが発生し、現状水準(現在104.40)より円高に振れた場合は躊躇なく単独介入。イベント発生せず、現状水準以上で推移するようであれば様子見。ようは『防衛ラインを修正した』という見方に変更することとしたい。

本日は予定通り、オンバランス、オフバランス、株、FX、REITでグチャグチャになっていたポジションを大幅に整理した。具体的には、

中長期ヘッジのドル円ショートを全部買戻し(ドルアセット裸ロング)
ドルキャッシュの全てを円に振替
上記実現益分でZARJPYの25%をロスカット
ついでにほとんど儲からなかったAUDUSDショートをオフセット
なぜか儲かってしまった日経平均先物&OPのポジションを25%利食い
明日REIT投信(中長期ロング)を50%売却予定

こんな感じである。

『損益通算できない無駄な両建て(オン&オフ)』が解消され、ポジションがとてもきれいになった!!!

全体的にリスクを多少圧縮した形になってしまう。日経先物&OPのポジションは比較的良いコストで作れているので、これは暫くHOLDすることとし、予想外のカウンターパンチが来た時に収益が計上できるようにしたい。

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