2016年6月14日火曜日

ポジション

日々の細かな相場の動きにキャッチアップ出来ていないので少々的外れなコメントになるかもしれないが、雇用統計以降、相場の振幅が大きくなっている。マーケットは米国利上げ時期の後退観測に英国のEU離脱観測が加わり、不安感を煽る展開になっているが、個人的には後付けな印象を受けている。

国民投票をやることは前から分かっていた事だし、直前になって毎日のように民間調査会社のデータがマーケットを煽る事だって予想できたでしょ。おまけに言えば、最終的に浮動票が「離脱せず」に流れて収束することすらお約束になっているような気がしてならない。

作られた相場だ。

今回の展開は逆張りで良しと考えている。帰京して最初にトレードはN225オプション14500プット売り。先物も押し目で拾おうと考えていたが、現在15800円近辺まで反発してしまい現段階では見送っている。

現物株はちょっとフライングになってしまったが、高値で外せたマザーズ銘柄を15%(笑)下落したところで時間差NISA買い。しかしマザーズの下落はハンパなかったですね。一部の砂上の楼閣銘柄急落は必然というところか?

と、、、気になったので調べたところ、2か月前「もうこんな株持ってられるか~~」と▲20%でブン投げた新興企業株がブン投げ価格の半額になっている。。。この企業は昨年上場したんだっけな?その後、公表した決算下方修正とかハンパなかったし、ここまで来ると上場審査上の問題のような気がしてならない。今日も10%下落してるね。いや~投げといて本当に良かった。

最初の話に戻るけど、英国のEU離脱問題。仮に離脱がマジョリティーとなった場合も腹水を盆に返す仕組みがいくつかある。そこに至るまでの混乱を煽る偉い人たちがたくさんいるけど、その混乱を【クラッシュ】とまで言い切る人はいないよね。この問題により発生するシナリオを究極レベル(それを多くの頭のいい人は「最悪シナリオ」と呼ぶのだろうが、オイラはそう思わない)まで語ろうとすれば、それはエコノミスト、ストラテジストタッチのアプローチではなく、中長期地政学やイデオロギーの観点から説明する必要がある。

そして最終形は市場資本主義の崩壊、、、と話が長くなるのでこの辺にしておく。

結論として、オイラは今回の相場の振幅は短期的なガス抜きと考えており株、FXともに逆張り方針を予定している。

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