2008年10月11日土曜日

G7財務相・中央銀行総裁会議

11日NY引け後に閉幕したG7会合の内容は及第点はクリアした形となった。『現下の状況は緊急かつ例外的な行動が必要』と言及しており、不測の事態に早急な公的対応が実施できる素地は出来上がったと見ていい。これにより、先週1週間みられたようなスパイラル的な下げは当面回避されると見ている。しかし、資本注入や資金調達のサポート、マクロ経済対策などなど、個別の政策は各国の判断にゆだねられており、手続きが遅れたり、中途半端な対応と見れば市場は再び牙をむく形となろう。既に信用創造機能は川下にも波及し始めており、対策は早ければ早いほど効果的。逆に遅れれば必要な公的資金も増加する。週明け、日本休日の欧米政府の対応に注目が集まる。
個人的には、来週もJ-REIT,高配当投信を買い下がりの方針。

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