2016年3月1日火曜日

定期会合

最初の会は2000年くらいだったように記憶するので、既に15年以上継続している金融関係者との集まりがある。

年1-2回のドリンクと年2回のゴルフコンペ。メンバーはほぼ固定されており総勢12名。現在の年齢は44~58歳であり、オイラはいつまでたってもペーペーだ(笑)

当初は日本国債、円金利デリバ関係者で構成されていたが、年を経るごとに会社や仕事が変わり、現在では、、、

大学指導者
無職
運用会社社長
金融商品取次会社社長
金融ソリューション系営業複数
ベンチャーコンサル(オイラ)

という状況で、当初の金利系業務に従事している人間は3名になってしまった。

このメンバーの凄いところは、今でも丹念にマーケットをウォッチし、考察し続けている点である。そして久しぶりに集まると、(飲み会の最初のうちは)マーケットトークでかなり真剣に討議することにある。

今回はいつになく元気がなかった。多くのメンバーが日銀のマイナス金利の弊害、および世界経済の今後についてかなり悲観的な予想をしているからである。

長いこと独り言を読んでいる方はご存じの通り、オイラは従来より悲観的な立場を継続している。それは『現在我々は過去最大の緩和環境の中にいる』という考え方を取っており、その効果、弊害、出口戦略を考えると、悲観的なものしか思いつかないからである。

このような考え方をとっているが故、今般の市場混乱はほぼ想定の範囲内であった。だから今回の会合で大先輩方がとても悲観的な予想をもっているのに、やや違和感があった。

解釈として、
  1. これまでの予想がオイラよりも楽観的だったが故、現在の事象とのギャップで悲観的になっている。
  2. これまでの予想はオイラと同じだったが、現在の事象をオイラよりも悲観的に捉えている。

このいずれかと考えることができる。1であることを願いたいが、2に近い雰囲気を感じた。

近未来を考えると暗くなりがちな討議からスタートした大宴会。いつも通り一次会からカラオケボックスでスタートし、1時間ほど討議した後は大カラオケ大会。例年よりもバブル期の歌謡曲が多かったのは気のせいか?景気が悪くなると、景気の良かったころの歌が流行ると言うからな、、、

〆は明るく、オッサンオバサンの大合唱による『恋するフォーチュンクッキー♪』
暗いときほど努めて明るく!!!『金融の未来を考える中年懇親会』、次回開催は5月のゴルフコンペです。

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