2017年12月12日火曜日

ビットコイン先物

ビットコインがCBOEに上場した。

「ビットコイン」自体が【仮想】通貨なのに、その先物となると頭がくしゃくしゃになるよね。おまけに私設取引所でビットコインやってる人たちが、私設取引所で取引しているものを「現物」と呼び、CBOEを「先物」と呼ぶのでもっと分からなくなる。

ここは原点に返ってデリバリーベースで考えるのが良い。私設取引所は「T+0のDVP決済」、先物取引所は「取引最終日翌日(?)の差金決済」もっとも、、、【仮想】なのでDelivery versus Paymentというのもおかしいか?まぁ、その辺は突っ込まないで。

昨日ブルームバーグが、「ビットコインは時価総額の4割を1000人程度のヒトで保有されている」と報じた。本当かどうか分からないが、本当ならばとんでもないことになる。現在の時価総額が30兆円くらいだとすれば、

30兆円×4割÷1000人=120億円(1人平均所有額)

この人たちがどうやって利益を確定するか考察してみよう。

現段階では税制優遇がなく雑所得扱いになってしまう。しかしFX取引の事例から、将来的に申告分離課税(20%)となる可能性がある。そう考えると現段階で利益確定するのはもったいないと考えるのではないか。

そのため先物で売り建てをして、現物ロング&先物ショートのアンコでHOLDする輩もでてくるはず。

それでも現物と先物の税区分が別(少なくともFXは別)であればこのアンコを解消する際に、税金がぶれる可能性がある。そうであれば所有を個人所有から法人(トレーディング目的会社的なもの)に切り替える人も出てくるだろう。

なんにせよ先物上場によりアンコを作りやすくなったのは事実。ロングオンリー(投資家)の参入が増加する過程で、先物の売りをぶつけて大量のアンコをこさえていくんだろうね。

そういう意味で当面はアップサイドは小さくなったと考えた方が良いのか?もっとも流通量の4割を少数の人たちがもっているのであれば、現物市場で相場を作ることは出来てしまう。先物市場は現物市場をウォッチし、現物市場は先物市場をウォッチする。支配玉の大きな人たちが、恣意的なお手玉をする可能性が高い点には注意を要する。

ビットコイン誕生⇒私設取引所での取引拡大⇒決済インフラとしての拡大⇒先物上場⇒初期参入者のEXIT

最初からやってた人たちはこの絵を最初からもっていたんだろうね。

金融市場のプロフェッショナル達へ> 
これを見て似てるなと思ったでしょ。これって原油、サブプライム、金、様々な金融商品取引手法のミックスだよね。そういうことだったのかもしれないね。

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