2015年3月27日金曜日

大塚家具株主総会

大塚家具の株主総会で、長かった問題にようやく決着がついた。

個人的にはこのニュースについて、沢山言いたいことがあった。

1、5分程度のニュース番組のトップでやることか?
2、『上場企業は社会の公器』だから、、、って、意味わかってる?
3、昨日の家具経団連幹部(会長側)のコメントも理解に苦しむ。



まず1,2ね。株式会社は確かに『社会の公器』だ。でも株式のオーナー一族保有比率が高ければ、『社会の公器率』も変わるという事はメディアの人たちも分かってるよね。でね、株主総会における票集めを一生懸命報道していたけど、こんなのはどこの会社にもあることなのね。たまたま今回の問題が、『家族の確執』でネタになっただけなんでしょ。ちゃんとそこの所をクリアにして報道して欲しんだよね。
例えば、『私たちメディアは、大塚家具の家族の確執が週刊誌ネタ的に面白く、視聴率を稼げるから、【社会の公器】を巡る大問題という形にして、報道しています。実際のところ企業のガバナンスや、社外取締役に求められる役割、などについては、大した知識はありません。』とね。

正直ね、こういうネタを玩具にしているメディアが、視聴者の株式市場に対するイメージを悪くしていると思います。ちょっと考えてくださいね、あんたらも株式会社なんだから(笑)


次に3ね。オイラは、どっちの肩を持つわけじゃないんだけど、昨日の家具経団連幹部のインタビューは理解に苦しんだな。

『社長の提案は、家具業界のビジネス(慣習)を理解していない。外資系や学校関連(など専門外から)社外取締役を選んで、、、こんなのは納得できない。』と、、、、

ちょちょちょちょちょちょちょ、ちょっと待ってください。外資系や学校関連など、専門外の人を社外取締役に据えて、、、的な発言をされているように見えましたが、経営に第三者の視点を加え、企業がステークホルダーのために健全に運営されるように働くのが社外取締役な訳で、【身内だけ】【専門家だけ】で固めたから、古い日本のガバナンスが崩壊しかけている訳で、あなた現在の資本市場経済がどこを目指してるか分かってる???

正直この発言は、座布団から転げ落ちるような発言だった。もっとも、これを報道しているのもメディアなので、30分のロングインタビューの中で、視聴者にとって面白そうなところだけ加工したら、あ~なっちゃたのかもしれません。だとするとコメントされた方が可愛そうです。でも、実際、こういう編集って結構よくあることなんですよね。

と、、、、、久々に言いたい放題してスッキリした。

0 件のコメント: