2020年10月9日金曜日

契約書を作る方法がようやく定着してきた

 当社には法務担当がいない。だからオイラが顧問弁護士に必要事項を伝えて契約書ドラフトを作成する機能を担っている。

最初は、バイオ系の契約内容が理解できなかった。しかしこれは次第にコツを掴み、研究契約交渉において「抑えるべき点」は理解できるようになってきた。

法務的な観点では、契約書は読むことはできても、ゼロベースで作るのはとてもハードルが高かった。そうは言っても、すべて弁護士に作らせていたら、とんでもないコストになってしまう。そこで自分なりのラフなひな形を数パターン作成し、それをベースに肉付けするスタイルを模索してきた。

肉付けには、弁護士に出来る限りシンプルに、クライアントとの口頭合意の内容を伝えるスキルが必要。そこでここにも定型化したフォーマットを構築した。

ラフなひな形を修正+定型化フォーマット⇒ 弁護士相談

このスタイルがここ1か月で確立されつつあり、従来は缶詰で5日間かかっていた作業が、現在は1日で終わるようになってきた。

6年前のGreensに聞きたい、

「オマエさん、バイオ系の探索型共同研究契約書を、知財、成果物の扱い、実施許諾の方針などを加味して作成できるか?」

当時は100%無理だと思っていた。

でも48歳のオッサンが、出来るようになっちゃったよ。まだまだ成長できるんだよ。忙しい、つらい、プレッシャーに押しつぶされる、、、それを上回るとんでもない達成感。たった6年でここまで来てしまった。きっとまだまだやれることが増えるよ。今日も面白かった。そろそろビール飲んで気絶方針。

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