2017年8月29日火曜日

ぼくの夏休み その2

ハワイ島は自然の島で、空港から滞在先までは40キロくらいあるけどその間の道路は一直線で信号も一つしかない。道路脇は火山岩が広がり西側には海岸、東側には火山が展望できる。

今回の滞在で初めて火山側をドライブした。ナビの必要がないほどシンプルな道路で、ハイウェイではないが信号がない(笑)街灯もないので夜の素人のドライブはかなり危険だ(オイラは無理)。、

一直線に山を登っていく感じなのであっという間に寒くなる。あとから聞いて驚いたのだが、ハワイ島には世界中で13ある気候のうち11種類の気候があると言う。だから常夏のリゾートを出て1時間ほどドライブするとダウンジャケットが必要なほど寒い地域になる。

地域と言っても人は住んでいない。自然があるだけなので、平地には野生のヤギ、高地に行くと羊が群れをなしている。野生の動物は食用目的であれば捕獲して良いのだそうだ。

気温15度前後の高地で車を降りた。滑らかな溶岩台地に寝転ぶと異様なほど暖かい。これが地熱なのか、太陽熱なのかは知らないが、地球が生きていることを強く感じた。

過去の噴火でできた不思議な小山、溶岩の通った跡、大自然の変化で生息場所が変わった動物、川のできない土壌、地平線と水平線、、人工物対比で自然物の多い世界であり、自然物のそれぞれにシンプルなストーリーがあった。

オイラは純粋に「地球って不思議な生き物だ」と思った。そして自然(地球)と比べると、ヒトの人生とはとても短く、小さなものに思えた。だからせめて密度濃く、一生懸命生きたいと思った。


作文コンクールにでも出すかな(笑)

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