2009年5月6日水曜日

忌野清志郎

ロック小僧だったのですが、どっちかというとパンク風味の路線を歩いていたもんですから、高校時代からあまり聞いたことがありませんでした。でも、バンドのメンバーとかに熱狂的なファンが多く、メジャー曲数曲は、カバーしたり、聞かされたり、、、確かに不思議と耳残りがいい曲が多い。

あえて”耳残りがいい”と書いたのは、決して耳心地がいい訳ではないからです。むしろ、メロディーはちょと耳障りだったりするんですよね。でも、清志郎さん独特の歌い方が、歌詞の一言一句を聞き手にしみこませてしまうんですよね。これって、もの凄いことなんですよ。

カッコイイ曲でも、1回聞いたくらいじゃ、歌詞まで覚えないじゃないですか。でも彼の曲のほとんどは、数回聞けばAメロからサビまで、普通に歌えてしまうんです。それだけ、人の脳みそに食い込んでく歌を世に送り出した人だったんですね。

晩年が俳優としてもご活躍されたようで、個人的には、友人が制作に携わった事もあって2002年の映画『チキンハート』での演技が印象に残っております。

お亡くなりになってから、知った事ばかりなので、ファンの方々には怒られてしまいそうですが、知れば知るほど偉大な方でした。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

0 件のコメント: