オイラはやるべきだと思う。
立候補して、選ばれた訳だから、それを辞退するのは無責任だと思う。いま感情的に、「やるべきでない」と大合唱している方々は、10年後、20年後の日本が諸外国からどう思われているか考える必要がある。
もちろんコロナ禍であることを棚上げしているわけではなく、それは与えられた環境因子として、適切な条件のもと開催すれば良いだけの話である。
- 完全無観客
- 海外選手の帯同者制限
- 海外メディアの入国禁止
- 日本メディアによる一斉配信
- 選手インタビューなし
- 開会式、閉会式なし
- 選手村から出さない
- 選手帯同者は近隣ホテルと選手村、練習施設、競技施設の往復のみ
- 動線にかかる施設の休業要請
- 選手20名に1名の割合で自国感染症内科医の帯同
- （当然）ワクチン接種済
- （当然）毎日PCR検査
メディアには、日本政府の新型コロナ対策への不満が溢れかえっている。補助金の偏り、休業要請、ワクチン接種などなど。でもよく考えてごらん、それは今のあなたにとって不公平に感じるかもしれないが、あなたは生まれてからずっと損する側に居続けたのか？完全に公平な世界に住みたければ、日本人をやめてしまえば良い。
「こんな時にオリンピックをやるなんて意味が分からない。」という人にとって「オリンピック」とは市民大会と同じくらいの位置づけなのかもしれない。違うんだよ、オリンピックは世界に対する約束なんだよ。しかも過去、現在、未来の世界に対する約束なんだよ。オイラが言いたいのは、それを一瞬の感情で反故にしていいのかということなんだ。
上記のような条件で実施すると、うちのベンチャーは９にひっかかる。そのため2か月間休業を余儀なくされるだろう。
それが突然決定される。すべての実験が止まり、コストアップだけでは測れない莫大な損失が発生する。給料は払わなければいけない。本当に困る。でも仕方がない、これは大切な約束なんだから。オイラたち日本人が世界中のヒトたちとした大切な約束なんだから。
面倒くさいから最後まで書かなかったけど、「商業オリンピックが、、」とかいう方へ。そんな問題は、別次元の鼻くそみたいなもんだ。金に飢えた蠅がたかるのはオリンピックに限ったことではない。その議論をしたいのであれば、もっと他に議論すべきことがある。
最後に、もう一度言っておきたい。
「東京オリンピックはやるべきである。」
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