2009年3月8日日曜日

ベーシスマーケット

ベーシスマーケットとは、簡単に言えば、2つの商品の価格の違いを売買するマーケットの事。簡単に言えば、ドル金利をもらって-円金利を払うとかです。

金利市場にも、先物と現物の価格差とか、TIBORとLIBORの金利差とか、一般的には”どうでもいい”相場がたくさんあるわけです。

思い起こせば昨年の3月くらいから、こういったベーシスマーケットが異常になり、それ以降の四半期末は大抵、プライスアクションが激しくなっている。

理由は簡単で、レラティブバリュー型ヘッジファンドが激減したことや、投資銀行のレバレッジ低下により、市場の流動性が著しく低下してしまったから。。。よって、期末月に季節の風物詩的アンワインド取引が入ると、ベーシスマーケットは、価格間取引とは名ばかりの『双子のアウトライト』に変身してしまいます。

でもね、、、こういうプライスアクションは、時価にさらされているプレーヤーにとっては、触ると大やけどする危険なアセットクラスなんですけど、時価を気にしないプレーヤー(=個人投資家)にとては大変魅力的なアセットクラスになんですよね。(=暫らくもってれば、非常に高い確率儲かる!)爆発的なリターンはなくても、勝率の高さと収益の安定性で勝負!


誰か、こういう異常値のみにフォーカスした投信とか作ってくれないですかね?”従来型”レラティブバリュー系ヘッジファンドとまったく同じですが、レバレッジを効かせなければそんなに、危なくないでしょ。。。私、喜んで買いますよ(笑

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