2022年1月13日木曜日

オミクロンを考える

オミクロンゼットがいよいよ日本でも急増しはじめた。南アフリカ、英国、米国の増加率と同じ展開なので、まったく驚くことはない。

いまのところ臨床症状もほとんど同じなので高齢者を除けば、それほど恐れる必要はない。

この感染力は想像を絶するもので、学校が一番危ないと思っている。子供がもらってきてしまえば、家庭はほぼ全滅と考えた方がいい。それくらいの感染力であることは海外のデータからも明らかだ。

感染拡大を抑えるか、南アフリカのように感染爆発で集団免疫を獲得するか、選択肢は少ない。

接触率削減、マスク着用で感染を抑えれば感染者数の増加は一定レベルに抑えられる、ただし集団免疫獲得まで、、、と計算すると、(悲観的な)オイラのエクセルでは、1日2万人の感染者数では3,000日と算出される。もちろん、この間にワクチンの追加開発が進み、ブレイクスルー率が低下すれば、こんなことを気にする必要はなくなる。あまり考えたくないが、感染者数が1日100万人になれば60日間で終了する。。。(個人的には、後者に近いパスを通るものと予想している。そこまで検査のキャパがあるのかという問題もあるが、、、)

『これから新型コロナは、感染力が強くなり、弱毒化する方向に入った。』と楽観する声を時々聞くが、これは明らかな間違い。だってインフルエンザだって、『今年のA型は重症化する』とか、普通に波があるでしょ。逆にオミクロンがこれだけ感染拡大しているので、新たな変異株が生まれる可能性は高まっており、その中から感染力が下がり、強毒化したものが出る可能性もあるということ。

じゃーどうするの???って、別に何も変える必要はない。いままで通り対策をしっかりやって、月に2回くらいは(感染予防対策面で信用できる仲間)2-3人で、換気の良い空間で、短時間のマスク会食するくらいなら、家族と飯食っているのと同じようなもの。

オミクロンから逃れるのは難しい。だって、南アと日本のマスク着用率を比較してご覧。日本の方が圧倒しているのに、同じような感染拡大速度を辿っている。正直言えばかかりたくないが、今回のブームでようやく、『先週、コロナにかかっちゃってさ~~、』『あ~~、俺も~~。』的な、世の中になるのかもしれない。

さてもそろそろ寝るよ。

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