2010年11月10日水曜日

どいつもこいつも。。。

2008年まで、米国と欧米系証券会社は、格付けとレバレッジと証券化を活用して、アブク銭を作り続けてきた。そして、そのバブルが破裂して、最後に掴んでしまった、弱者(貧国や個人)がその負担を負わされている。二次的な被害者(現在、その影響を受けてはいないが、国の債務が増えて後々被害を受ける方)も多数いる。

そして、こんどはこいつがこんな事をやってる ↓


中国の格付け会社、大公国際資信評価は9日、米国の長期信用格付けを「AA」から「Aプラス」に2段階引き下げたと発表した。米国の追加金融緩和に伴うドル安で、海外投資家が保有する米国債の外貨建て価値が目減りしたことを受け、「米政府による債務返済の意図が大きく低下したことを示している」とした。


同社は1990年に設立された、中国初の格付け会社。7月に世界50カ国の信用格付けを公表し、中国に対し米国よりも高い格付けを付与したことで話題を呼んだ。
 
但し同社は、昨年12月に米証券取引委員会(SEC)から、米国での格付け会社としての登録申請を却下されており、海外市場では、FX、外債市場ともに大きな動きはなし。
 
当然、中国国債の格付けは米国よりも上。これは私も納得できるが、何故このタイミング?G20前の政治利用というところだろうが、金融市場にインパクトのない事をやっても、せいぜい『独り言』のネタになるくらいじゃないのか?

米国へのインパクトは、『テポドンもどきが、日本海にドボンしたくらいの感覚。』

まぁ、どっちもどっちだな、格付けを、本来の目的から外れて、変にこねくり回すようになったら。。。

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