2009年9月16日水曜日

市場概況

久々の相場コメント。

やっぱ流動性相場ですね。おまけに、金融緩和下で信用創造機能が低下(とにかく需要がない)するもんだから、世界中の銀行で預貸比率が低下している。

結局、日本がゼロ金利下で経験した『順イールドツブセ運動』が世界中で進行している。

高格付けクレジットものは、流動性の恩恵をうけてタイトレベルで張り付いてしまった。でもレバレッジが利いてこない様は昔の日本とまったく同じですね。やっぱり『借金して、なんかやってやろう!儲けてやろう!』と民需を喚起させるのは難しい。

でもね、日本人に比べると米国人の消費志向は強い。雇用が完全に回復しなくても、株高がある程度持続すれば、無借金の個人の金が投資に回り始め、徐々に順回転が効いてくる可能性は十分にある。

カリフォルニアの不動産事情を人から聞いたのですが(=統計で確認したわけではない)、数ヶ月前に比べると、不動産業者が抱える在庫が3分の1になっているらしい。

何故、そんなに売れたのは理由は簡単。。。値下げしたから。Buyerの多くは個人で、投資用として数件まとめ買いする人が沢山いたらしい。結局、待機している金はやっぱりあるんだな~と。。。

個人資産の運用は、結局225の10750を売れず。。。ですが、高利回り商品として見直され始めたJ-REIT投信など、予想外の動きなんかもあり、当初予定していたこのレベルでの”戻り投げ”はいったん見送ることにしました。

当然積み増しはしませんがね。。。少なくとも、こんなところで2年国債を買うなんて暴挙にはでませんので。

為替はよくわからん動きになってきましたね~。この辺はもう少し頭を整理してからご報告させていただきます。

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