2009年1月25日日曜日

ヒルズの歯医者

そういえば、リーマン破綻前後から通っていたヒルズの歯医者があるのですが、会社が変わってから通院していない、、、
4ヶ月通って、ようやく銀歯のカタドリをして、最後にはめるだけ!の状態で新会社に移籍してしまった。当然最初はバタバタするので、夕方通院することなんて出来ません。まして、休暇をとるなんて、ありえな~いのである(ダカラガイシケイハダメナノヨになってしまう)。
ようやく先週℡したのですが、土曜日の予約なのでなかなか折り合いがつかない。土曜日は結構ゴルフが入っており、ようやく折り合ったのが2月後半。。。
受付の方からは『カタドリしてから3ヶ月以上になりますので、もう一度やり直すことになると思います、、、』と呆れ気味の対応。
ちなみに未治療の虫歯が4本くらいあります。俺は子供か?

う~ん、株安↓

米国企業の相次ぐズッコケ決算大会を受けて株式市場が溶けている。日本株も足を引っ張られる形で、昨年の安値を伺い始めた。そういえば先日のコメントで『日本のリスク性資産は昨年の安値を更新することはないと思う』と書いてしまった、、、ちょっと豪語するのは早かったかな(寂

先週日銀が先月決定した緩和策の詳細を公表した。国債買入の詳細については、市場予想とは異なった配分となったが、個人的には良く出来た配分という印象。

超長期の買入が少ない!と大騒ぎする人がいましたけど、超長期金利(=10年以上)が上がって困る人は運用側にはあまりいません。イチ個人としては住宅ローン金利なんかが上がるのは困るけど、、、生保の運用担当者なんかは大喜びしているのでは?

社債買入れオペ。これはただのポーズ。欧米の中央銀行がリスク性資産をなんでも買います!状態なので、日銀もちょっとだけやったフリ。もっとも1年以内の高格付けを買っていただけるということで、証券会社の資金繰りは少々楽になります。

CPオペは市場発行残高の20%くらい買い取る形になるわけですが、これはかなり効果がある。

諸々の買入れオペで換金された資金がFBではなく、インターバンクなどを通じて、民間内でのレバレッジをサポートする事を期待するのみです。。。少なくとも昨年末からスタートした、企業融資担保オペ(←おそらく正式名称違います)でこさえた資金は、まったくインターバンクに出てきてませんから、、、

欧米金融は悲観一色ですね。特にユーロ圏が酷い、、、欧米の暗いニュースはまだまだ続くと思いますが、昨年来ストラテジーに変更はなし。自己資産は75%は安全資産、残りの25%は日本のリスク資産と資源国(特に食料系)通貨ロング!

もっとも、日本が移民政策導入、食料自給率の向上、軍事国家への転換、などを始めた場合、他国通貨ロングはありえませんが、、、そんな英断は今の政治にはありませんよね。

2009年1月18日日曜日

年初3営業日陽線

自分で検証したわけではないので、間違ってたらごめんなさい。年初3営業日連続陽線の年は年足も陽線になる、、、なんて話をある人から聞いたのですが、ご覧の通り日経平均は絶賛爆落中↓。。

もっとも、個人的な相場観は先週末コメントの通り、インフレ資産に強気になり始めており、今回の下落で7600円(前回購入レベル)を割り込む局面があれば、買いのせを検討しております。

本当は海外市場に連れ安している、金融株を購入したいところですが、ナマ株は触らない方針なので、今回も高配当投信を銀行さんに高い手数料を払って購入させていただく予定。

2009年1月17日土曜日

歩け歩け歩け

過去に何度か書かせていただいたと思うのですが、前の会社では移動にタクシーを使うのが通常でした。料金は経費で落とせたので、有効活用(社内で電話営業など)させていただいていたのですが、今の会社ではまったく使用しておりません。

営業は常に徒歩。飲んだ後の帰りも(電車がなくならない限り)電車&徒歩。おかげで、、、なんの運動もしてないのに、毎日飲んだくれてる割に、体は絞れております。

疲れにくい体質に改善されてきているのか?相場が動かなくなると、自分も動かなくなる(=居眠り)が多かったのですが、今の会社ではまったくないんですよね。

毎年年初にその年のテーマを考えるのですが、今年は『精神的、肉体的耐力の向上』です。ようは若返りがテーマ。近年急角度で落っこちてきているので、ここらでブレーキかけないとね。

2009年1月12日月曜日

急に強気になったりして

なんか、考えれば考えるほど、インフレ資産に対して強気になってきた。。。信用収縮の影響で、実体経済が急失速しているのはご存知の通り。設備投資予測や雇用環境を見る限り、当面このトレンドが継続するのも重々承知。

でもね、金融市場は別物。

そもそもだ、、、日銀が数年かけてやった偉業を、FRBはたった半年で追い抜いてしまった。非伝統的資産購入においては、日銀の場合、銀行保有株買取がメインで、FRBのように”なんでも買いまっせ”というスタンスではなかった。

ゆえに、ゼロ金利=量的緩和&時間軸という、市場参加者のマインドにゆっくりと働きかける政策をやったわけですが、その結果を検証すると、副産物としてミニバブルを発生させたわけです。

しかし、FRBは最初から”なんでも買いまっせ”&量的緩和&緩やかな時間軸。HITポイントを考えれば、日銀を10とすればFRBは100ですよ。これは出口を間違えれば偉いことになる、というか出口は本当にナローパス。

個人的にミニバブル発生は近いと考え始めている。即効性の高いプロダクトは、公的サポートのついたクレジット商品。米国MBSやBIG3に関連するクレジット商品。

個人では買いにくい商品であるため、普通にインデックスを買うだけでもいいのかもしれない。

もし本当にミニバブルが発生して、FRBがすぐに気づいたとすれば、ものすごいスピードでEXIT政策に舵を切るのだろう。その際に上記プロダクトは、プレミアムを剥落させる形で値崩れするだろうから、基本的にバーゲンハントスタイルでいいのだと思う。

という事で、、、現在のリスク性資産は相変わらずHOLD。というか、自己正当化以外の何者でもない(笑

まぁ、、、現状、偉い先生達もこんな事言ってないでしょ。金融当局の一部の人たちはそろそろ心配し始めているんじゃないかな~。

2009年1月10日土曜日

いつも通り酔っぱらうぃ~

昨日は最近知り合った同世代の方と初めて飲んだ。同世代という事で話も盛り上がり、とにかく気持ちのいい方だった。

金曜日という事もあり、ビール+焼酎水割り3杯(←私にしてはまずまず飲んでるほう)を頂戴し、10時過ぎに解散。大手町だったので、三田線で眠って帰ろう、、、と思い歩き始めたのですが、気づくと千代田線のホームに立っていた。

とにかくいい酔いと眠気と疲れで、歩いてても頭は眠っている状態。今更考えるとあれは危ないな、、、気をつけよう。

電車が来た。とりあえず、霞ヶ関近辺まで行って、日比谷線に乗りかえようと考えたのですが、ガラガラのシートに腰掛けて、気づくと湯島、、、イッタイココハドコダ?

あわてて電車を飛び降りて、今度は反対側の電車に飛び乗る。座ると寝てしまう、、、と思い、たったまま霞ヶ関を目指すも、立ったままオチてしまい、気づくと大手町。(スイングガールズって映画があったが、、、関係ないな。)

オレハアホカ。。。酔っ払いオジサン日本代表候補。

時計を見ると11時過ぎ、、、なにを彷徨ってるんだ俺は、、、ようやく正気に戻って三度目の正直で霞ヶ関到着。

帰路につく男も、年末で37歳児になりました。

外貨預金

新しい会社はFXが出来ないので、外貨投資は預金型のみとなってしまします。

そもそもFXは日本株投信のヘッジとして、ユーロ円をショート回転させるつもりで始めたのに、預金型ではロング回転しか出来ない。。。

普通の人なら、その時点で為替取引やめますよね。でも私は違うんです、なんせやりたがりなもんで、相場観があわなくても、短期的にロングで取れそうであれば、ダブルリスク(=株&外貨ロング)を承知でやってしまう。

と言うわけで、前の会社にいた頃、ポジションを回転させていたおかげで簿価が58円まで下がっていた私の可愛い”豪ドルYahoo!”

ご存知の通り、今週は年初のご祝儀的な上昇がありまして、66.50近辺で美味しく利食い!久々にポジションニュートラルになりました。

が、、、金曜日にかけてまんまと下がってきたので、63円台でまた買いなおし。更に下落するようであれば、まだ買い下がります。もっとも、、、預金型なので、金額はあまりはれませんが、、、

明日はこの冬最高の寒さになるらしいですが、、、ネズミーランドに言ってまいります。ユニクロのヒートテック(上下)に色々と着こんで雪だるま状態で出陣予定(笑

2009年1月2日金曜日

レバイチ資金の行方

レバレッジ。リーマン破綻以降、頭の悪いメディアは”レバレッジ=悪”みたいな報道をしておりますが、メディアの大好きな中小企業融資を増やすためにはレバレッジがかからないと駄目な訳で、新年からまた腹立たしくなっているんですけど、、、

HFや投資銀行業務におけるレバレッジを言っているのであれば、それは確かに行き過ぎの部分はあった。でも昨年3月以降(←一般的には9月以降というのでしょうが、マーケット関係者の方は分かりますよね)のデレバレッジは明らかに行き過ぎであり、ことHFにおいてはレバイチ(個人投資や年金同様、持ち金分しか投資せず)状態になっているところが少なくない。

原因はパフォーマンスの急落による部分もあったわけですが、レバレッジをサポートしていたレバイチの資金提供者が、カウンターパーティーリスクを回避すべく、このような業態に資金提供しなくなったことが大きな問題だった訳です。

しかし、FRBをはじめとする主要中央銀行、政府の公的サポートが強くなるにつれ、比較的高格付けのクレジットプロダクトが今後タイトニングしてくることが予想されます。そこにレバイチの資金が入り始めることによって、資金の流れは急速に順回転し始める可能性があります。

当面Watchすべきは、実体経済に加えて、この部分になります。個人的には各国インターバンク市場の無担保短期市場の推移に注目しております。

あけましておめでとうございます!

あけましておめでとうございます、本年も宜しくお願い致します。

例年のことではありますが、クリスマス以降、忘年会が続いており、結局年末のご挨拶を書き込めなかった。。。

昨年の12月と同じ位のペースで飲んでましたが、一つだけ違うことがありました。それは、、、出費が嵩んだという事。昨年までは、お客様との宴席であればある程度経費が使えました、しかし今回はそれがゼロ。全部割り勘、、、

おまけに酔っ払ってタクシーに乗ると、強烈な出費増!終電間際の電車の隅っこで、気持ち悪くて座り込んでいたことも多々ありました。。。

まぁ、、そんな事はどうでもよろし。恒例ですが、今年一年間のロングビューを。。。そもそも私の長期的な相場観は当たらない。というかあまり長いスパンの予想は持たないほうがいいと考えるほうでして、、、話100分の1くらいで聞いてください。

まず、経済全般は当然悪い。特に1-3月期は生産調整などからかなり急角度の落ち込みを見せるものと予想され、その中でも日本の悪化振りは目立つのでしょう。もっとも、景気悪化のマグニチュードは、どう考えても欧米主要先進国が上。よって、”国内リスク資産に押し目買いを入れるならば1-3月期”が一つの目安になるものと見ている。

景気が悪化し続けることを前提に、株式市場はどう動いていくのか?”資金が足りない?”とか叫び続ける、”頭のいい人たち”は一杯いますが、彼らが叫び始めてから、数ヶ月経ちましたが、その間株式市場は”最悪の経済指標”などを横目に底値堅めのムードを漂わせている。

個人的には、株式市場は昨年秋口の段階で、かなり最悪シナリオを織り込んでおり、価格ベースではそれほど下を試せないものと考えている。加えて、各主要中銀が打ち出した金融緩和&信用緩和が年央にかけて効果を発揮し、比較的高格付けのクレジットのタイトニングをきっかけに株価、コモディティーなどデレバレッジの犠牲となったプロダクトが回復していくものと見ています。

雇用調整や在庫調整を経ながらの、奇妙な株式市場反発という形になるので、”実感なき回復”を”偉い方々”は評価しないでしょう。しかし、そこで金融政策のハンドル(過剰緩和を徐々に絞り込む作業をしないといけないという意味)を誤ると、官製バブルが発生しかねないので要注意。

そして実際に民間が景気回復を実感するのはいつか?月並みですが、日本は2010年、欧米はばらつきがありますが2011~2012年と考えております。

頭の片隅に置いておきたいリスクシナリオ。①米国財政クラッシュに伴う、ドル資産急落。②成長率を鈍化させつつも、グローバル経済を支えてきた中国の墜落。③金融政策失敗に伴うスタグフレーション発生。

発生率は②>③>①という感じでしょうか。なんだかんだ言っても、このまま世界経済が沈没していくことはないともいます。非常に単純な見方ですけどね、、、世界全体のGDPはこれまで順調すぎるほど安定拡大し、そのエンジン役をTier3のBricsなんかに求めたところでBurstした訳ですよ。マーケットで言ったら、当たり前の帰結だとおもいますけどね。

いい時があれば悪いときもある。人は直面する危機に、悲観しすぎで、木を見て森を見ずになることが多い。こういう時に政治家や役人が世論に巻き込まれないよう、しっかりやって欲しいものだと、、、日本の偉い人たちにそれを望むのは無理な話ですが、、、

なんか全体的にクラ~イ、、、コメントになりましたが、個人的には今年はいい年になると思っています。

だって、去年会社潰れちゃったんだも~ん。取り付け騒ぎ、メディアからの罵倒、世間からの白い目、、、あの苦労を考えれば、今年はいい気持ちで迎えられます!今年もよろしくです。