サッカーファンはピンと来ましたね。そうです親会社の失態がレッズサポーターを困惑させているのです。
性能偽装事件の影響で三菱自動車は自主再建不能の状態に陥っていた。そもそも、この会社は過去に2度ほど、同じようなぬるま湯体質による隠ぺいで事件を起こしてきただけに、3度目の正直はないだろうと思っていた。。。この問題に関しては企業倫理の観点から、沢山モノ申したいのだが、今回は止めておく。
そんなダメ三菱自動車にエンジェルが舞い降りた。日産自動車だ。
そもそも日産自動車とは生産委託の業務提携関係があっただけに、自動車業界内での支援があるとすれば日産という見方はされていた。しかし今回は日産も被害者だったので、個人的にはとても意外。
そんでもってここからはサッカーの話ね。
日産自動車は横浜Fマリノスの親会社である。そして三菱自動車は浦和レッズの親会社(50%強)である。この状況で日産が三菱の筆頭株主になるということは、「あれっ???おかしなことになっちゃう」
Jリーグの規定でもどうやら、実質的に2チームを支配するのはダメらしい。ということは浦和レッズは他のスポンサーをみつける必要が出てくる。
でも簡単に探せるわけではない。そもそもこのチームの源流は三菱重工(のちに三菱自動車工業に移設)のサッカー部である。よって資本が三菱以外に行ってしまうというのはいかがなものか?
やはり「子会社の後始末は親会社(三菱重工)がするということか?そもそも自分でまいた種だしね」
この微妙な言い回しを理解できるアナタは、相当な企業史通です(笑)
Anyway、レッズはJリーグ発足当初「Jリーグのお荷物」と呼ばれたクラブだった。しかし沢山のクラブ関係者、選手、そして何よりも浦和市民に愛されて、現在はリーグ屈指のチームとなっている。
財務的にも数少ない安定黒字クラブであり、このクラブが消滅するようなことがあってはいけない。とにかくサッカーに影響がでないように、早々に問題を収束させて欲しい。
0 件のコメント:
コメントを投稿