米国財務省は29日、主な貿易相手国の為替政策を分析した報告書を公表し、この中で日本を為替政策の「監視リスト」に初めて指定した。
これに対し麻生財務大臣は30日深夜に、「2日間で5円(円高)というのは明らかに一方に偏った投機的な動き、極めて憂慮しています。必要に応じて適切な対応をする体制は整えてあります」とコメントした。
そして米国財務省が発表した報告書について、「我々の対応は制限されない」という考えを示した。
このやり取りから『ここ数か月間、水面下で結構なやり取りがなされていた様子が伺える』 そして折り合いがつかないままに見えるが、実はついているのではないかと思う。
おそらく、米国的には報告書に記載することで、『俺達は日本に対して然るべき警告をした』という言い訳を企業団体向けに発信。日本的には『投機的な動きに対して行動することは為替操作に当たらない』という言い訳を米国向けに発信。両者はぶつかっているようでぶつかっていないのである。
仮に単独介入をした場合、米国はネガティブなコメントをしてくるであろうがそれは予定調和である。個人的には『下準備は双方十分』という受け止め方をしているが、今回の麻生財務大臣のコメントは結構突っ込んでいるので、明朝のシドニーは107円台に戻ってしまうのかもね。。。
まぁ、その時は日本は行動しないと思いますし、為替も株も中途半端なレンジで動いているのならば、オイラも行動しないのです(笑)
さ~今日はこれから24時間自習室に特攻です。
0 件のコメント:
コメントを投稿