ご存じの通り先週の日経平均は2000年4月以来の高値をつけた。ここもとの日経平均は、米株や為替とのコリレーションは低めで、まさに独歩高の様相。
相場としては既に『糸の切れた凧』状態で、個人的には健全な相場だとは思っていない。しかしメディアを見ると、『買えていない投資家が多い』『日銀・GPIFのサポートが期待できる』『来年度の本邦企業の利益率は海外対比高い』などなど、相場上伸を擁護するコメントが多数。
ITバブルの時も、ニューエコノミーの時も、どんな相場でも、高値圏では同じようなトークがされていました。暴落の直前まではね。だからメディアを読むときは、コメントしている人の立場(株が上がった方がいい人?)をよく考えて読むことが重要。
と、ちょっと脱線しました。
日経ヴェリタスにしては珍しくニュートラルな記事が出ているな~と思ったのは、昨日記載されていた『日本株に過熱感 短期では波乱も』
相場の過熱感を表すチャート(RSI)などを紹介しながら、『27年ぶり高水準』などとコメントしている。27年ぶりと言うのはまさにバブル経済の時である。少なくともRSIだけを見ると、それくらい危険なペースで相場が上伸しているということ。
だからちょっとだけ気をつけましょう、ということで、当初予定より少し前倒しで日経平均先物オプションの17000円PUT(4月限)を購入。統一地方選まであと1か月半。政府としては選挙戦中が高値圏であることが望ましいのでは?そう考えると、このペースはスピード違反に写りますよね。できれば目先2-3週間で相場が調整下落して、選挙戦に向けてジリ高という絵が美しいのでは?
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