ECB(欧州中銀)が昨日の理事会で金融緩和を実施した。今回は「政策据え置き」予想が多かっただけに、市場にとってはサプライズとなり、ユーロ安、欧州株高が加速。ドル円は今週の高値近辺まで買われる形となって戻ってきている。
金融緩和の内容は、
1、政策金利を過去最低となる0.05%に引き下げ。
2、限界貸出金利(上限金利) 0.30%に引き下げ。
3、中銀預金金利(下限金利) -0.20%に引き下げ。
そしてドラギ総裁は理事会後の会見で、
資産担保証券(ABS)とカバードボンドの買い入れを10月から開始する方針を明らかにしている。
前回の緩和から3か月での緩和に市場の評価は、金融緩和を好意的に受け止める向き、(サプライズ緩和を実施しなければいけないほど)欧州経済が悪化しているのいうネガティブに受け止める向き、に分かれているものと思われる。
先日もコメントした、EURUSD、、、、とうとう1.30割れOrz 下落を見込んでたのに、短期的な利食いに走ってしまい、買い戻した途端急落、、、もうね、自分の馬鹿さ加減を嫌になっています。
ちなみにEURUSDはここ2年間で見れば1.280近辺はサポートとしてワークしている。スケベロングで入るとしたら、もうひと押し待って、、、というところか?但しね、長いスパンで見ると、EURUSDはモメンタムが出ると、ものすごいスピードと幅でレンジシフトすることが多いので要注意。
今回のモメンタムも、2008年7月や2009年12月を起点とした急落の形状に似ており、テクニカルには1.000までの下落もあるのか???
その時ドル円はどこまで捻じれるのだろうか?
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