昨晩のNYクローズ後、ポールソンがようやく公的資金注入に言及した。しかも先日成立した金融安定化法で用意した約70兆円の資金を活用しての言及であったため、即効性という意味でも期待できる。ここ1週間で、金融安定化法案成立、英国公的資金注入、FRBCP買い入れ、世界協調利下げ、米国公的資金投入容認、期待されていた施策が矢継ぎ早に投入されている。それだけ、金融市場の混乱が加速しているという事の裏返しなのでしょう。効果的な施策が打たれているにも関わらずリスク資産価格が下げ止まらないのは、英国、米国ともに公的資金の投入方法がまだ決まっていないからなのだと思います。日本のときは誰が先に手を上げるかに注目が集まりました。当然最初に手を挙げる銀行は緊張しますよね。手を挙げることにより市場から”やっぱりあの銀行は過小資本だったんだ”と思われかねないですから、、、最終的に、最優良行が率先して手を挙げることにより、その他の銀行が公的資金を申請するという道を辿りました。今回も同じようなケースになるか、当局による一斉強制注入というのが混乱がなくていいんですけどね。
しかし、日本株、、、後場は結構調子良かったのですが、大引けで急落しました。個人の投信売り(=オペレーションは大抵大引けになります)が大量に来てるんだろうな。。。J-REITも購入したそばから、国内初のREIT破綻発生(涙
いや~、駄目なときは何やっても駄目だ。
0 件のコメント:
コメントを投稿