本日日経14版のTOPに【日銀利下げ検討】の報道。過去の緩和は市場や政府、海外に催促される形で実施される事が多かっただけにちょっとサプライズ。当事者の日銀が良く分かっていると思うので、クドクド申し上げませんが、”利下げしてもほとんど効果はない”。昨日、与謝野経済財政担当相も『誘導目標をゼロにして金を使ってくださいと言っても(企業)が使わない現実がある』、『利下げにはメキメキとした効果がない』と(非常にまっとうな事を)仰っている通り、政府サイドからのバイアスもかかっていない、、、ナノニナゼ?ハヲクイシバリ、キミハユクノカソンナニシテマデ、、、(歌『若者たち』より)
色んな推測が巡ります、、、①予想以上に銀行業態の収益環境が厳しい(長短金利差を作り、少しでも収益をサポート)②予想以上に円高の悪影響が大きい③ただの日経の先走り(TOPではあるが関連記事はなく、そこまで確証がとれていないのかもしれない)。
個人的には③だと思うのですが、もし利下げしたとすれば①よりも②なのだと思います。もっとも、急な円高は問題かもしれませんが、中長期的には自国通貨は強いほうがいいに決まってます。円高の速度調整をメインに考えるのであれば、当面は日銀単独介入で対応し、それでも駄目だったら利下げという選択肢のほうが市場インパクトがあると思うんですけどね。。。
しか~し、、、本日寄り付以降ユーロ円金先は”利下げモード”で突っ走ってます(笑 振り回すだけ振り回して、結局”バンザイ無しよ”って、、、前総裁のように”(利上げ)やるやる詐欺”になって中央銀行としての信頼性を損なわないようにしていただきたいものです。
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