VIXは、リーマンショック(=リーマン破綻を一つのきっかけとした金融システム不安←くれぐれも正確な解釈をお願いいたします)以降、欧州債務危機など複数のイベントで急騰しましたが、今回の相場は明確なトリガーがないのが特徴ではあります。
もっとも、リーマンショック、欧州債務危機など、諸問題(=臭い物)に蓋をするために、沢山の財政措置、金融緩和を投入して、キープしていた人工的な金融市場の安定にほころびが生じ始めているので、この反応は正しいのだと思います。
この観点から、当方は今回の危機の潜在的なトリガーは、『米国利上げ観測』と捉えています。それが故、従来より『米国な年内利上げは出来ないのではないか?』とコメントしていた訳です。当面不安定な相場展開を継続するものと考えておりますが、昨日の上下で、当面の値幅は確認したものと捉えております。よって、ポジション運営は下記のようにしました。
ポジション
南アフリカランド円ロング(本年最大レベル、過去最大の50%)
トルコリラ円ロング(これはかなり軽め)
日経平均先物ミニ 3枚ロング@18000
日経先物OP 17000PUT売り、16000PUT売り、19750CALL売り(各1枚)
日本株(金融株主体)ロング少々
ボラティリティーの低下を待って、PUTオプション売りのポジションは徐々に買戻し。上昇時はコール売りのセータと、先物デルタを上手くコントロール。
正直、昨晩10時くらいは息の根が止まる思いでしたが、本日前場引けで、先物ロングを多少圧縮し、19750CALLを上手く売れたので一息つくことができました。願わくば19000円近辺まで上昇して膠着してくれるといいのですが、、、どうなることやら。
今回の反省点は、
- 日経平均先物OPを売るタイミングが早すぎた。
- 昨日の東京クローズ後のアーリーロンドン時間のDIPを「国内個人投資家の追加証拠金発生に伴う損失確定」とミスリードして18200以下で先物買いをいれてしまったこと。
- これらにより、一番美味しかったニューヨーク入りっぱなのど安値を買う事が出来なかったこと。
悔いても仕方ないことですが、相場の難しさを改めて実感した次第。もっとも過去の学習効果としては、
『最悪の事態を想定したコスト&リスクマネジメントが出来ていたので、ど安値でロスカットする事態には陥らなかったこと。』
いいタイミングで夏季休暇をいただいているので、今週は市場との格闘を継続したいと思います。って、、、、【今週夏休み】って、コメントしてなかったですよね(笑) ま~、どこも行かないのですが、水曜日&金曜日は、会社の大先輩&大学ゴルフ部の同期と、久しぶりに芝刈りに行ってきます!!!
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