またキャラの濃い元日本代表選手が引退してしまった。
ベガルタ仙台のFW柳澤敦選手だ。
鹿島時代にジーコに見出され、日本代表FWとしても活躍した選手である。評価は真っ二つ(おそらくネガティブな方が多い)に割れる珍しい選手で、個人的にも上手いんだか、上手くないんだか、落差の激しい選手という印象。
インタビューがヘタで、数々の失言をかましたことでも有名で、
「たとえGKと1対1になっても、必ずしもシュートは打つ必要はない」と、FWとは思えない発言をしたり、
2006年サッカーワールドカップ予選リーグのクロアチア戦で0-0の緊迫した場面で、相手ゴール前でDF加地から絶好のセンタリング(非常にソフトな横パス)をもらい、ゴールがら空きの状態で、、、ナント、ハズシタOrz 試合後のインタビューで、
「急にボールが来たので、足の内側で蹴れば良かったが、外側で蹴ってしまった(そして外した)」と賜ったから日本中のサッカーファンが発狂!!!
急(Q)にボール(B)が来た(K)の頭文字を取って、「QBK柳澤」という嬉しくないニックネームをいただくことになる。
ボールのないところでの動きは抜群だったな~~、ビジュアルからは想像できないクレバーな動きに、超天才的思考回路を搭載している、もしくは、実は何も考えていないが故、想定外の動きを見せる、いずれかなのだと思う。
散々こき下ろしたけど、生涯成績は凄いんですよ、まじで。
J1通算ゴール 132(歴代5位)
Jリーグ17年連続ゴール(歴代1位)
代表キャップ 58試合
代表通算ゴール 17
でもやっぱり記録よりも記憶に残るプレーヤーだったな。引退試合には是非ジーコに監督をやってもらい、出場センスアナウンスの時に、
「ヤナギザーワ」と言って欲しい。
0 件のコメント:
コメントを投稿