帰国直前、腹をさすりながら最後の攻撃、、、狙いは中東最大の市場であるグランバザール。オイラの値切り術はこんなもんじゃない、世界に見せてやるオイラの話術!!!
注意: 話術と言っても交渉は英語です。でもトルコ人もそんなに英語は上手じゃないです。最後はどちらのボディランゲージが大きく見えるか?ボスざる対決みたいなもんです。
最後の決戦のテーマは『キラキラの置物3点』 アジアに旅行に行くと良く売ってる、象、カメ、ツボ、ランプなどの形をした置物で、金色を貴重にガラス玉があしらえられています。過去最低仕入れ値は3センチくらいの小型カメを300円 at Singapore。
今回の狙いはもっと大物で、ツボ、ランプ + 1点。ケモノの目でアーケードに侵入します。幸いツボとランプは同じものを多数の店が扱ってます。なんてったって4400軒ありますから。
ツボの方が大きくて立派に見えるのでツボの価格調査をすることにしました。最初の店で値段を聞くと60TL(トルコリラ)。次の店は80TL、次の店は65TL、次の店は55TL。『少々バラつきはあるが1stオファーのレンジは分かったぞ。』
セカンドアタック、、、別の店を選び値段を聞き60TL近辺を提示した店に「3個買ったらいくらにする?」と聞いてみる。すると120TL、次は110TL、次も110TL。う~ん、かなり分かって来たぞ、この人たちの値引き方。
そしてラストアタック!!!このツボを扱っていて、流行ってなさそうな店を探索し奇襲をかける!初老の無愛想なオジサン、およそ観光客は寄り付かなそう。今日も売り上げはちょっぴり、母ちゃんにまた叱られる、、、とクヨクヨする閉店20分前!!!アジアのよく分からんオッサン(オイラ)が特攻!!!
オイラ 「コレイクラ?」
オッサン 「55TL」 ⇒(単品オファーでも最安値!期待が持てる)
オイラ 「3つカッタラ、イクラにするアルカ?」
オッサン 「(かなり悩んで)80TL」 ⇒(ほらキタ~最安値!!)
オイラ 「ちょっとだけ考えてくるね。また後で。」
オッサン 「いや、もう閉店だから。今買ってくれよ。」
オイラ 「絶対(笑)戻ってくるから。」 ⇒アーケド脇で時間つぶしのタバコ2本⇒戻る
オイラ 「3個で50TLだったら買うよ。」
オッサン 「それは無理だ。本当に無理だ。もう一つ大きいやつをつけるから55TLで買ってくれ。」
オイラ 「Done!」
うふふふ、本当に55TLで買えてしまったのですよ。当初一個当たり最高値80TLしたものを18.3TLでね。どっかのサイトで書いてあったけど「酷い時は5倍を吹っかけてくる」と言ってたのは本当だった。
帰り際にオッサン、ボソッと、、、「本当に俺の儲けは5TLしかない↓」 よっしゃ~~、
『グランバザールの値切り王、とったどぉぉぉぉぉ~~~!!!』
んっ???前日安値で仕入れたはずのシルクのマフラーはもっと安くなったのでは???う~ん1勝1敗ということで良しとしよう。
長文にお付き合いいただきありがとうございました。
さ~さすがに寝るぞ!
0 件のコメント:
コメントを投稿