現在のプロジェクトは一般的には「遺伝子解析技術の事業化」だ。少し専門的に言うと「プロテオーム解析」だ。そしてもっと専門的に言えば「自己抗体解析」だ。
これだけ言うとさ、実験室で試験管振ったり、データをとったりして解析しているイメージがあるでしょ。でももっと複雑なもんなんだ。こっからは詳しく説明はしないけど、簡単に言えば、試験管を材料から作るところから始めるようなもん。いいデータを取るには、特別な試験管が必要なんだよね。
昨日は2か月に1度のプロジェクト進捗報告会だった。20分程度かけてプレゼンした。今回は上記で言う「試験管製造工程全容調査報告」
前回の報告で、「今後全容調査をやります。全体把握無しに事業を立ち上げることなどできません」と言ったら、
「技術者でもない人間がそんなことしても意味がない。」
「全体を把握する前にゴールイメージを設定した方が良い。」
とネガティブな反応だった。かかし、、、昨日の報告を経て。
「経営の視点で工程を把握するのは重要ですね。」
「全体が見えてきたので、新たな可能性(ゴール)が見えてきましたね。」
と真逆の反応。結局、思い付きでコメントしてるんだなとガッカリ。
同じようなことを何度も書いたんだけどさ、ゴールってのは「設定するもの」であり、現在持ちあわせているモノで実現可能な未来像だよね。だったらさ、現在持ち合わせているモノを100%知らなかったら正しいゴール設定なんて出来ないんだよ。
どうしてこういう考え方の相違が生まれるのだろうと考えると明確な解が見出された。こういうコメントをする人たちにとってゴールって他人事なんだ。仕方ないよね当事者じゃないんだから。
あれも意見、これも意見、全てを排除せず、いただける情報はありがたく頂戴し、その中から必要なものだけ使わせていただく。今日も一歩ずつ前進中。
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