長女はテニスに夢中になっている。「学校の成績が落ちたら回数を減らす」ことを条件に、1学期中は週3回のテニスレッスンと、月2回の試合を頑張ってきた。
それでも上がり症の長女はなかなか結果がでず、試合にでてもそれほど良い結果が出なかった。しかし夏休みに入り、直近2回の試合では予選敗退するものの、裏トーナメント(予選負け組トーナメント)の決勝に2回連続進出するなど、徐々に自信をつけてきた。
そして迎えた本日の試合。平日ということもあり参加者は4人と少なく、入賞(1位か2位)の可能性は十分にある。
1試合目は0-6のストレート負け。よほど悔しかったのか泣きながら帰ってきた。どこがダメだったのかを一緒に考え、2試合目に臨む。
3-0と優位にゲームを進めるも、自分のミスから1ゲームを奪われると、崩れ落ちるように3-4まで持って行かれた。試合前に2人で考えたことをすべて忘れてしまい、同じミスを繰り返す。。。しかしエンド交替のタイミングで目が合い(テニスの試合中はコーチング不可)、はっとして何かを思い出した模様。
その後3連取して6-4と辛勝。
3試合目の相手はここまで2連敗の相手。普通にやれば勝てるはず。4人のトーナメントで2勝1敗であれば入賞の可能性が高いことは本人も分かっている。
ガチガチに緊張しながら最初のゲームを落とす、、、、、立ち上がりの悪さは父譲りOrz
そこからはボクシングで言うと泥仕合。練習中に見せるようなショットはまったく出ず、緩いラリーが続く。そしてどちらかの凡ミスでポイントが進む、、、、
結果6-3で勝利!!! コーチが見たら怒るんだろうな、、という内容だったが、コイツにはまずタイトルが必要だ。
初めての表彰式で賞状と楯をもらい、テニスを始めて以降で最高の笑顔。オイラもこみ上げるものがあったよ。
でも親の役目を忘れてはいけない。
「準優勝おめでとう。いい試合とはいえなかったけど、準優勝したことはとても凄いことだよ。でもねこれだけは覚えておくんだ。強くなるというのは2種類あって、一つ目は精神的に強くなるということ。もう一つは技術的に強くなるということだ。今日の試合は技術的に強くなったわけではないけど、精神的には強くなったと思っていいよ。だからこれからはもっともっと技術を磨こうね。一生懸命頑張る子をパパはいつでも応援してるよ。」
帰宅しても賞状と楯を肌身離さず眺め、寝室では枕元において寝てる。よほど嬉しかったんだな。パパはね、スポーツで一流になって欲しい訳じゃないだ。スポーツを通じていろんなことを学んでほしいんだ。おめでとう。この日の笑顔を父ちゃんは一生忘れないよ。
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