年初の独り言で、本年の相場を下記のように予想した。
『年初はHIGHボラティリティ―で、年末にかけてボラティリティ―低下』
日本株: 4-6月期に安値14000円、年末は16000円
ドル円: 4-6月期に115円、年末は110円
原油: 25-40ドルレンジ
概ね当たっているが、1-2月にここまで来るとは思っていないかった。しかもボトムは4-6月期だと考えていた。
4-6月期と予想していたのは、FRBは3月に利上げできると考えていたからだ。本年のFRBの利上げは、せいぜい1回と予想しており、年末には利下げもありえると見ていた。よって、1-3月期は2015年の名残で、株価は高値もみあい、ドル円は多少の円高傾向と予想しており、3月の利上げで大リスクオフ相場に発展するものと見ていたのだ。
ところがご覧の通り、その展開が1-3月期に来てしまった。。。
だから何なの???と言われれば、『だから、予想がだいたい当たってるのに、まったく儲かっていない』のだよ(怒)
まぁいいや。
上の図は正月の某紙で、偉い人たちが予想した2016年の日経平均の予想。ご本人の名誉のためお名前は削除させていただきました。
安値については17000円を予想した人が2人いただけ。それでどうだい???たった今、CMEで日経平均は15000円まで下落している。
予想が外れたことを非難するつもりはサラサラないし、そんなことをする人間は相場を張る資格がない(というかその前に大ヤラレして退場しているね)。予想は外れて当たり前、大切なのは経営者として『想定外が発生した時の準備ができているか?』という事。
こういう時に、『原油安が、、』『中国が、、』とか言い訳が先に出てきたら駄目だね。『黒田がマイナス、、、』と言うのは、さすがにリスクシナリオにもなかったかもな。でも日銀のアクションが、この大崩の引き金を引いた訳じゃないからね。
さぁ、オイラはどうするかって??
ここからのリスクオフは基本的に、ガンマショート(オプション売り)、株、クロス円小幅ロングで参入します。当面の注目点は、国内金融機関の余剰資金がどれくらい海外に飛び出し、その外貨買い(主にドル買い)がどの程度リスクオフのバックフローと戦えるか。
リスクオフが収まった時、この流れは物凄いダブルギアになると思う。まぁ、それでも戻りは120円くらいだろうけどね。そういえばドル円の値幅は、既に2015年(10円幅)を上回ってるんですね。新興国通貨ペアみたいだな・笑
0 件のコメント:
コメントを投稿