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2015年1月14日水曜日
東証REITのアウトパフォーム
皆様、ご覧になっていると思いますが、最近の東証REITのアウトパフォームが凄い。下図は日経平均と東証REITの直近2年程度の値動きですが、直近は日経平均下落の傍ら、東証REITのみ上昇の構図となっている。
過去を見ると大抵の場合は多少のディレイを伴いながら同じトレンドを辿ってきた仲間が、真逆の動きをしている。理由は簡単、、、
1、日経平均はグローバルのリスクオフの流れで売られている。
2、国内不動産市況は、グローバルのリスクオフにそれほど影響を受けない。
3、外人投資家の日本株買い&円売りのペアトレードはあっても、東証REIT買い&円売りのぺトレードはそれほどない。
4、円金利の低下に伴い、東証REITは『リスク資産の仲間』ではなく、『フィクストインカム(債券)の仲間』扱いされている。
要因はこんなところでしょう。単純に言えば、日銀のせいで資金運用に迷っている(特に金融機関の)余剰資金が、ここに向かっているのでしょうね。長期ポジションで東証REITはHOLDしてますが、これ以上『フィクストインカム扱い(株下落VS東証REIT上昇)』されるようであれば、徐々にポジションを圧縮し、日本株ロングにシフトしていく予定。
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