2015年1月21日水曜日

訪日観光客増加について考察

数年前から政府が力を注いでいる訪日観光者増加への取り組みの結果かどうかは疑問だが、2014年の訪日観光客は1300万人を超えた模様。今年は1500万人突破を見込んでいるのだとか。また観光客増加ペース以上に、訪日観光客の国内での購買額は増加している模様。

個人的には、

1、世界的な富の二極化で富裕層(特に中国)の来日増加⇒購買増加。
2、AirBnBなど、安価な宿を自分で探して旅行を楽しむ層が増加。
3、海外の旅行本やサイト(日本ガイド)などが充実してきている。

こんな理由なのではないかと思う。

2,3、は身の回りに様々な変化が見られる。

普通の住宅街に旅行用のリュックを背負った外人観光客を最近見かけませんか?うちの周辺は結構増えてるんですよね。住宅街で地図を片手にウロウロしている外人は正直言って妙です(笑) これってAirBnB族に間違いないですよね。簡単に言えばバックパッカーです。この人たちは、あまり購買力がありません(爆)

渋谷とかでも外人観光客増加を感じませんか?渋谷文化村界隈のカラオケ館受付で外人観光客がゴソゴソしているのを何度も見かけています。(特にフランス人はカラオケが好きみたい)この現象はビックエコーでは見られないのですが、カラオケ館(少なくとも渋谷&赤坂)で何度も遭遇している。きっとカラオケ館の海外でのマーケティングが上手く行ってるんだな。

ブランド、アパレル、家電は中国人の購買力に随分入れ込んでますよね。デパートなんか、フロアアナウンスの順が、日本語⇒中国語⇒英語となっているところが増えているもんね。先日原宿の某ブランドの話を聞いたのですが、一度に買う量が多いみたいなんですね。だから閉店間際に来ても、中国人観光客だったら、喜んで店を開けているんだとか(笑)

訪日観光客増加は喜ばしきニュースです。しかし購買額の増加は、実は違う面も結構あるのでは???と勘ぐっています。

確かに家電、衣料なども増加しているのでしょうが、不動産およびそれに付随する購買が結構あるのでは?と考えているのは私だけでしょうか?おそらくこの統計には、不動産(土地・建物)は含んでいないのでしょうが、その調査に付随するコストなんかは含まれているはず。

知らぬ間に日本の土地の所有者が外人になっている事象が都市部と山間部(資源系)に増加している模様。法人名義など、実質所有者が分からないものも多く含まれ、政府も実態を把握していないのでしょうが、知らぬ間にオセロの四隅を全部取られていた、、、なんてことにならないように、対応が急がれますね。

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