今日、シリアル起業家とのミーティングに同席させてもらった。
シリコンバレーでベンチャーを経営している日本人でしたが、色々な発見があった。一言で言うと、『スタートアップの思考方法は、(やはり)相場を読む作業と似ている。』
事業面、組織面、ファイナンス面、それぞれに数か月先の複数のビジョンを持ち、それぞれのシナリオに対し、相対するコンビネーションを持っている。例えば、『3か月後、〇〇社と提携できたとすれば、組織編成はこうなって、ファイナンス計画はこうなる。。。』等。
そしてこれが3か月後、6か月後、12か月後というように、2次変化、3次変化するという具合だ。全てが理路整然としていた。聞いていてとても頭に入りやすい。
ミーティングでは、『事業面でこういう変化が起きた時に、こういうサポートをしてくれないか?』『それがダメだった場合、このサポートは別の人に頼んで成功したとして、その後、こういうサポートをくれないないか?』など、フォワードのマッピング(パズル)を組み上げていく。これはフォワードのアセットやリソースを組み合わせるという意味で、オプションの発想に非常に近い。
こういうミーティングをしておくと、いざサポートが必要になった時、カウンターパーティーにとって唐突感がない。だから人として、経営者として信頼される。そしてネットワークも拡大していく。
1時間程度のミーティングでしたが、初対面なのに彼がこの5年間どんな活動をして、どういう人脈と、どんな実績を持っているのか、すぐに理解できた。
勿論、自社の製品、サービス界隈の業界トレンドも熟知しており、失敗時のリスク管理も非常に明確。
オイラは、(まずは)起業をサポートする仕事からスタートするつもり。ベンチャー経営者の思考方法は、相場観生成法と似ているのでかなり分かってきたけど、様々な業種、業界動向、歴史、イノベーション、ユーザーニーズなど、もっともっと勉強する必要があるな~。
頑張ろう!!!
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