2014年2月28日金曜日

ビットコイン =マウントゴックス社の民事再生手続き開始申し立て=

麻生財務大臣は閣議後の記者会見で「こんなものは(=ビットコイン)長くは続かないと思っていた。どこかで波乱すると思っていた。」と述べた。

おそらく、取引サイトを運営するマウントゴックス社の民事再生手続き開始申し立てと、ビットコインを勘違いしているのだろう。現段階ではビットコインはまだ取引されている(模様)。本当かどうか分かりませんが、リアルタイムのマーケット(2014/2/28 東京21:07:49現在)は$572.5/$545.5となっている。

かかし世界中で政府、関連当局が動き出しそうな雰囲気なので、連鎖的にマーケットが小さくなっていく可能性は十分ある。その際は、①裏付けのないバーチャル通貨はや~めた~、となるか、②ほかのバーチャル通貨に行ってみよう!!!となるのでしょう。

「バーチャル通貨としての利便性」「共通通貨としての利便性」この2点は評価できる仕組みだけど、だったらGOLDなりなんらかの裏付けが欲しいところ。長期スパンで相場というか、世界を考えた時、現在の【貨幣経済】が崩壊して別の仕組みに移行していく可能性は十分にあると思う。

それはひょっとすると10年以内に起こる可能性だってあると思うのです。どう考えても世界中でバランスシート膨張し過ぎでしょ(いつもいうけど世界GDPがこの30年でどれだけ膨らんだ??)。いつか全員気づくと思うのですよ、「このゲーム、もう長くはないな」と、、、

そんな世の中が来たとき、バーチャルコインと似たような枠組みに移行していく可能性はあるのかもしれません。

話はちょっと戻ってビットコインの評価出来る点について。「決済の利便性」という意味では既に銀行を介さずにスマホを利用した決済システム(=これはれっきとした振込)がアフリカを中心に主流になりつつある。アフリカには銀行口座をもてない貧困層が多いという要因もあるのだが、この仕組みは意外なほどしっかりしている。まずはこんな形で流通の仕方が変わってくるのかな?

と、散文になりましたが、ビットコインの本当の市場規模がどれくらいで、被害総額がどれくらいなのか分からないので、緩いコメントになりました。皆様良い週末を!!!

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