昨晩、ちびGreensがおやすみの挨拶をしにきた時、
「僕、決勝戦でずっと足が震えていた。4-4に追いついたところで一度(震えが)止まったけど、最後はまた震えが止まらなくなった。でも勝ててヨカッタ。」
その時は、「勝ててヨカッタね。次はもうひとつ上のグレードで優勝を狙いたいね。」と返したのだが、一晩経って考えるとこの返答で良かったのか?と疑問を持った。
オイラは、子供たちをアスリートにしたいわけではなく、アスリートの魂をもった大人に育ってほしいと考えている。だから日常のこういうやり取りにはとても気を付けている。
足が震えるほどの緊張。
自分にはそういう場面があったか? 大学ゴルフ部時代、試合でそういう経験をした記憶がない。もちろんゴルフというメンタルスポーツの特性上、自分なりにそういうトレーニングもしっかりやったつもりではある。しかし自分は「優勝」に手がかかるほどのレベルにいなかったので、そういう緊張を味わったことがなかったのかもしれない。
仕事の面では3回ある。
1、駆け出し銀行員時代、法人新規先の契約を始めて獲得した時
2、証券時代、ある新発債の発行総額全額を得意先に買ってもらった時
3、証券時代、1年がかりで提案した特殊なデリバティブ取引を獲得した時
どれも異常な興奮や緊張状態だったのを鮮明に記憶している。それくらい、これらの仕事は偶然ではなく、緻密に計算された計画、行動のもと成し遂げたものであり、クロージングまで本当に息が抜けなかった。
こういう状態でかけて欲しい言葉は、次の目標ではなく、やり遂げた仕事へのねぎらいや、賞賛だよな。
失敗した。。。ちびGreensはもう少し勝利の余韻に浸っていたかったんだな。今日、もう一度、足が震えたときの気持ちを聞き直してやるとしよう。
デカGreensも頑張るぞ!
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