入学した当初、『なんでビジネススクールに行くの?』と問われると、説明するのに5分くらいかかった。飲みながらだとその話だけで1次会は行けたね(笑) でも今ならこんな風に表現する。
(社会人としての) (ビジネススクールでの) (実務から離れる1年間)
(経験 + 知識) × (新しい知識+別世界の視座+思考法の成長) × 時間による熟成
=『なりたい自分の姿』 = 『3つの目的』(Mission←これは何度かコメントしましたよね)
ビジネススクールでの生活は刺激の連続で毎日新しい何かが付加されていきます。上の数式を見てください、(社会人としてのキャリア)と(ビジネススクールで得るもの)と(実務から離れる1年)の間は【×】なんです。
例えば金融マンにとって「円安になった」は、「輸出企業の業績が上がる」「日本株が上がる」「経常収支の悪化」、、、こんな連想になりますが、(当たり前ですが)ビジネススクールでは、
「自社株が上がったら増資を、、、」
「材料調達コストが上がるから調達先変更を、、、」
「うちは外ー外だから問題ない、、、」
「海外事業の売却を、、、」
「為替の動向次第では今後の事業展開を、、、」
などなど色々な話が出てきます。それぞれに蓄積されたノウハウ、システム、考え方があり、情報は幾何学的に増えていきます。その全てを吸収することはできませんが、頭のどこかに残しておくことはできるのです。そして、それをどこかで使うんです。すると自分のものになるんですね。
頭の中の熟成樽には毎日、将来大化けするワインが注がれ続けています。なんてことを書いたら飲みたくなってきたな~~。証券時代、ほぼ毎日飲んでいた生活が大昔のことのようです(笑)
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