少しさぼってもいいですか？

とても繊細な調整を求められる交渉事で、沢山のタラレバの上に新しいシナリオを作る必要があった。４の事案に、それぞれAプラン～Cプランまであり、それぞれに少なくとも３種類の解答が予想されていた。

事業家ならすぐに掛け算できるよね。４事案×３プラン×３パターン回答＝36種類の展開。

これに対し、事案間の順相関と逆相関があったので、そこに縦串が入りやすくなるプレゼンを作成し、それをベストシナリオとしてプレゼン＆議論を開始することにした。

チームからの参加者はオイラをいれて3人。過去、何度もこのような準備をして毎回、『なんで、そんな準備するの？』という反応。前回はこの準備が功を奏して良い着地ができたというのに、のど元を過ぎるともう忘れてしまう。。。

でも諦めちゃいけないんだ。この人たちは研究者として20歳と40歳、事業家として2歳、、、一方オイラは研究者として6歳で、事業家として26歳。同じ目線で遊べるわけがないんだ。どっちのフィールドに寄せても大人と子供。子供と大人。遊べるわけがないんだ。

だから何度でも説明するし、時には厳しく指導する。なぜなら、顧客はオイラ達を子供として扱ってはくれないからだ。今日も準備ゼロでは10-20％の確率だったミーティングゴールへの到達を、事前準備で50％まで引き上げて会議に臨み、結果的の最良のゴールにたどり着くことができた。

終わった後、事業家の卵2人は安堵していた。そしてこの準備の重要性を理解したようだった。しかし1か月すれば絶対に忘れてしまうだろう。2歳の子供とはそういうもんだ。だから何度でも何度でもやるんだ。

昨晩準備のため3時間しか寝ていないので、今日は早めに寝ることにした。

レモンサワー飲みながら、寝ます。またねねねねね。