ロイターが以下のように報じている。
[マンチェスター(英国) 2日 ロイター] - ハモンド英財務相は2日、資本主義は繁栄につながる唯一の道との考えを示し、英国で支持を集めつつある野党労働党の社会主義寄りの経済政策をけん制した。メイ首相も先週28日、「自由市場経済が最良」との見解を示していた。
突っつきどころ満載のコメントである(笑)← だいたい何が言いたいか分かるでしょ。
どこから行くかな?
「資本主義は繁栄につながる唯一の道」
>繁栄の定義を述べよ
>繁栄の期間を述べよ
>衰退することがないことを証明せよ
「自由市場経済が最良」
>最良の定義を述べよ
>最良である期間を述べよ
>最良ということは比較優位ということか
>比較対象を述べよ
この質問に真面目に答えると以下のような回答になるはずだ。
『私どもが提唱する資本主義、自由市場経済は、これらが創出する世界において最良であり、繁栄を担保するものである。即ち価値を創出するのは我々であり、価値尺度を提供するのも我々である。』
簡単に言えば、自分達で作った箱庭を増改築で大きくしている間は、箱の中は常に繁栄すると言っているのだ。箱の中をよく見ると沢山の歪みが生じていると言うのにね。もっともこの手の人たちは間違いなく気づいている。この世界がいずれ限界に到達し、破綻か縮小に転じることを。その時までは「増改築」を継続すると決めているのだろう。
何度か同じコメント書いたけど、「オイラはその時が来るまで、その世界にトコトン付き合います(あがきます)=ディールし続けます」でも自分なりに最悪回避戦略も実行してるよ。些細な抵抗だけどね。
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