名古屋グランパスがJ2に降格した。多くのメディアが「オリジナル10の一角がJ2降格」と報道しているので、サッカーファンでなくてもご存知かもしれない。
グランパスの降格で、オリジナル10でJ2降格経験がないのは鹿島アントラーズと横浜Fマリノスだけになったと報じられているが、「横浜マリノス」はリーグ発足6年目に横浜フリューゲルス(我が横浜FCの前進)を買収して「横浜Fマリノス」になっているから、純粋にオリジナル10でJ1に残っているのは鹿島アントラーズだけということになる。
まぁリーグが発足して23年も経つのだから、これくらいの新陳代謝があって当たり前だよね。
経済的にはサッカー人気の衰退でJリーグの収入は減少傾向、クラブ側も大企業スポンサーの撤退や経費節減で財政規模には濃淡がある。その間、地域密着を進めサポーター収入を増やしたクラブが力をつけていったという見方もできるよね。
昨今、日本代表の低迷を嘆く声がよく聞かれる。そしてその責任の所在を議論するメディアは多い。しかし大切なことを忘れてないかい?一番大切なのは、今の低迷を招いた要因を分析し、中長期的に強化するためには何が必要かという議論だろう。
最大のファクターはJリーグだと思う。
設立当初のJリーグは所謂【マーキープレーヤー(看板選手)】を海外から多数招聘し、日本人プレーヤーに様々な影響を与えることに成功した。マーキープレーヤーは集客にも役立ち、メディアもその波に乗った。クラブは収入が増えたので選手育成に資金を投入した。
現在Jクラブにはマーキープレーヤーはいない。彼らはインド、中国マネーに流れてしまっている。そうなんだ、、、Jリーグには金がないのである。
かかし、、、ご存じの通りJリーグは来年度からあぶく銭を手にする。この金を使って海外のオールドスターをどんどん獲得して欲しい。Jリーグの強化は日本代表の育成につながるはずだ。オイラは面白いサッカーを日本で見たい。もっともオイラが見るのはいつまでたっても横浜FCのいるリーグだけなんだけどね。それが来年J1であることを祈っている。
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