いよいよ来週、米国大統領選史上例を見ない不美人投票(←この表現嫌いな方もいらっしゃると思いますが、マーケットでは一昔前までこのようなシチュエーションの喩えとして一般的に使用されていました)。
各サーベイは均衡しており、若干クリントン優勢かと思われるが、サンプルのマイノリティー比率が高そうな調査においてはトランプが善戦している。
この層はこれまで選挙に行っていなかった層でもある。気になって米国大統領選の投票率を見てビックリ!予想以上に低い。
直近10回は49-57%で、前回のオバマフィーバーは56.8%と最高水準。オバマは黒人初ということもあり、動かなかった層が動いた(選挙に行った)。だから投票率が上がったと見ることが出来る。
今回はどうだろう?ヒラリーは女性初を狙う、一方トランプにはそのような初物要素はない。しかしトランプは『超保護主義』を掲げ、「効果を挙げられなかった初物(オバマ)に期待を裏切られた層」を根こそぎ持って行こうと狙っている。
日本では投票率が上がると反主流が勝つというセオリーがあるが、今回のケースは複雑だ。
「いずれにも投票したくない層」が従来より多いはず。(従来投票していた有権者の棄権)
「○○○○だけは絶対に大統領にしたくない層」も従来より多いはず。(従来投票していなかった有権者も含む)
YahooJapanのサーベイ(おそらく日本人主体)では78%がヒラリーを指示。米国のサーベイとは随分温度が異なる。米国保護主義のとばっちりをうける訳だから当たり前か?
どっちに転んでも政権運営は難しそう。トランプだったら短命(辞任)に終わる可能性もある。辞任したら副大統領が繰り上がるんだっけ?確か副大統領候補は穏健派だった気がするから、そういう意味でのバックストップがあるならいいのか?
ちょっと嫌な胸騒ぎがする。どっちに転んでもリスクオフなんじゃないか?もっとも基本的には小マグニチュード、中震度という認識です。まだまだ官製相場が続いている訳だからね。
さて、、、今日もそろそろ寝る。
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