昨日の日銀金融政策決定会合の結果を受けて進行した円高株安の流れは、ゴールデンウィークの隙間をついて加速。現在ドル円107.30円近辺、シカゴ225先物は16120円で推移ししてる。
観測として何度も浮上する「為替介入」に対する個人的な考え方はまったく変えておりません。引き続き、『政府、財務省は105円を防衛ラインとして単独介入を実施する』ものと予想している。
相場観の確認は早々に、昨日の黒田日銀総裁のコメントについて一言もの申す。
「市場との対話に問題があるとは思っていない。金融機関の為に政策を行っている訳ではない。」
まぁ、誘導尋問だったのでしょうが、中央銀行総裁の発言としてはいかがなもんかな?と思っている。正論だし、本音なんだろうけど、ここで黒田総裁が言いたかったのは、
『金融機関の為に』⇒『投機機関(≒本邦勢も含む金融機関)の為に』ということなんでしょ。だとしたらもっと分かり易く、こう言うべきだったよね。
『短期的なディーリング勢の為に政策を行っている訳ではない。』
これだったらプライドの高い日本の金融機関の人達も、自分たちが短期的なディーリング筋だということは棚に置いといて、「ヘッジファンドやディーラー筋の動きを牽制しているのだな」と後講釈する訳だ。そして、次回の金融政策決定会合前には自分たちのディーリング的ポジションを多少圧縮する訳です。しれっとね(笑)
馬鹿な人に馬鹿って言ったら怒るでしょ、これじゃ喧嘩だよ。馬鹿な人が怒らないように『あなた馬鹿なんですよ』ってうまく気づかせてあげるのがこういう機会に求められる対話というもんでないかい?
さてさて相場はどこまで行くのかな?昨晩は東証イブニングセッションで株先16400円以下で買い下がり、16500円近辺で全部売れた!ロットが小さかったので飲み代くらいにしかならないけど、儲けは儲け!!!
シカゴの16100円近辺は本当は買いたい水準なんだよね~~。
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