- どうでもいい週刊誌ネタに「そう思う」「そう思わない」の票が集まる傾向。
- オールジャンルで、近視眼的な意見に「そう思う」「そう思わない」の票が集まる傾向。
- 政治・経済ニュースへの関心度が低い傾向。
政治・経済の重要なニュースに対しそもそも関心が低い中、近視眼的なコメントが提示され、それに対し深く考えない「そう思う」「そう思わない」がマジョリティーを形成していく。即ち、ニュースに対する間違った解釈が、マジョリティーとして世論を形成する可能性がある。
オイラはこの選択肢に、「どちらともいえない」ボタンを作って欲しいと思っている。コメント欄の読者は、「どちらともいえない」の比率を見て、何らかの示唆を得るはずだからだ。比率が高ければ、『判断の難しいニュースなんだな』とか、低ければ『YesかNoで考える人の多いニュースなんだな』など。。。
先日大学教授を交え7人ほどで飲んでいた時、参加者の一人が『そんなに心配なら、みんなニュースピックを読むようになればいいじゃん』と言った。ソレハ、ヒョットシテ、『ニュースピックのコメンテーターの見解は正しい見解だと思ってるの???』 大問題である。
個人攻撃をする訳ではないが、ニュースピックのコメンテーターでも、ニュースの背景、深層を理解してコメントしているのは半分程度だと思う。
メディアの方にはくれぐれもお願いしたい、視聴者がニュースに触れて考えることができる形でニュースを提供して欲しい。
視聴者の方にもくれぐれもお願いしたい、メディアが言っていることを鵜呑みにしないで欲しい。そして考えることを諦めないで欲しい。
メディア性悪説で考えた場合、『世論を扇動するニュースを流す』⇒『近視眼的な視聴者コメントを書く』⇒「そう思う」「そう思わない」だけでニュースの評価が決まる⇒マジョリティーを形成。
これでいい訳がない。
『私はニュースを自分なりに解釈している』と言う人でも、この落し穴にズッポリ落ちてることが結構ある。『ニュースを解釈できている』と言う時点で、ニュースの背景、深層を理解しようと言うアクションを止めてしまっているからだ。むしろ、『私はこのニュースのこの辺が分からない。』と言う人の方が、ニュースを解釈しようとしている点において前向きだと思う。
少なくともオイラは、よくニュース&コメントに対して批判的なコメントを書くけど、以下の点に注意している。
- 問題を指摘するにたる正当な理由を記載。
- 反論する場合はそのエビデンスを記載。
- 「分からない点」は「〇〇についてはよく分からない」という事を記載。
こういうコメントが上から目線に見えたり、面倒なことを言っているように見えたりするのは承知で書きましたが、中長期的な日本の将来を考えると心配で心配でなりません。だからこれからも『独り言』では、エライ人達や、頭のいー人達がテキトーなことを言ってるのを見逃さず、バサバサ斬って行きたいと思います。ま~斬ってる分野が『一般的には関心度が低い分野』というのが、残念なところなんだけどね~~。
そしてこんな『独り言』を読んでくれている方々には、『Greens、それは違うよ』とバッサリと【斬り返し】していただくことを心よりお願い申し上げます。
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